44. 2017年2月15日 14:48:46 : hIerZf9ZsY : XmallJ0SM6w[1]
トランプ政権の側近中の側近であるFlynnの辞任報道は、醜いモノ
でした。
大多数の日本人はトランプ大統領が就任式で、「ワシントン様」を
ぶっ潰すと誓約したことの自覚が全くありません。
ですから、米国メディアが報じる「混乱」や「政権内不調和音」を
適切に(正確に)理解するには、トランプ政権vs「ワシントン様」
擁護メディア構図を頭に叩き込んで、
しかも、自分の頭で判断する超高いハードルを超えなければなりま
せん←日本語メディアは「ワシントン様」擁護メディアの杜撰な
カーボン・コピーにすぎないからです。
「ワシントン様」をぶっ潰すとは、日本の脈絡で言えば、3権を支配
している官僚様をぶっ潰すことに匹敵します。
仮に、日本で奇跡的に官僚様をぶっ潰す政権が誕生しても、数ヶ月
で、「政権担当能力が無い」(官僚様の言い成りにならない)を
官僚様擁護メディアの金太郎飴絨毯爆弾の雨霰が連日連夜続けら
れて、その政権は解散総選挙に追い込まれてしまうのがオチです。
日本で、官僚様をぶっ潰す!(小泉は、官僚様の後押しを得て、
合憲自民党をぶっ潰し、違憲自民党に変容させ、名前も変えずに
再出発させました)とは、
日本に真の民主主義に欠かせない様々な(現行憲法が保障している)
制度を整備して、官僚様を本来の(現行憲法が謳う)内閣専属事務屋
に戻すことです。
例えば、憲法81条で保障されている様に、伊達判決で証明された
様に、地裁で違憲審査が可能←裁判所は違憲審査機能を有する。
また、憲法81条が担保する違憲審査範囲(内閣・国会の行為←官僚
の行為を含む)をカバーするには、毎年100件ほどの違憲審査を
行わないと違憲状態を甘受してしまうことになってしまいます。
ですから、とっくの昔に、「定期違憲審査専門機関」が創立され、
制度化されていなければならないのですが、
(裁判所のルール・メイキング権限保有)の最高裁の不作為による
違憲状態が今日まで継続してしまっています。
更に、総理や閣僚は、自分専用の命令機能を使って(憲法73条6項
に基づいて)、
既存の憲法条項や既存法律条項の執行を内閣専属官僚に命令する
ことで、民主化政策の徹底を推進することが可能ですが、
全く実績が有りません←日本人に存在を知られると不味いので、
米国の内閣令を「大統領令」と意図的誤訳←こうすることで、
大統領制の国では存在する制度だけれど、日本は大統領制では
ないので、存在しないと思わす為の悪質な意図的誤訳です。
要するに、米国の様に、日本の総理や閣僚は、国会の承認なしに
既存の憲法条項や既存法律条項に基づいて命令を出すことで、
日本の民主化を推進できます←一体何人の国会議員がこの事実
に気がついているのでしょうかね。
具体例:ヤフーニュース「厚労省 保育所も国旗・国歌」←この
命令は、厚労省大臣の専権事項です。
本来なら、大臣が、官僚に「国旗・国歌法」
(違憲←現行国旗・国歌が現行憲法第1条が「主権が天皇から国民
にシフトした」事を保障しているのに、国旗・国歌は、依然と
して天皇主権時代のままで温存されています。)
を執行しろとの命令(閣僚令←「Cabinet Order」)を出さなけれ
ばなりません。
要するに、閣僚(上司)を押しのけて、官僚(部下)が命令を
だしているという憲法73条6項違反です。
最後に、憲法41条により、国会議員は「law-maker」でなければ
なりませんが、
未だに、この国会議員としての義務を果たすインフラが整備され
ていません。
米国の様に、内閣専属官僚組織に伍する議会専属官僚組織が存在
しないし、
たった一人の議員でも、法案提出が出来、その法案の必要性を
自らの優秀なスタッフ(必要インフラ)を活用して、他の議員
の賛同を得る事ができれば、法律にすることが出来ます←憲法
41条の精神に合致←現行国会法は憲法41条違反です。
より重要な事柄は、憲法41条により、国会議員は予算案を決定
する権限を保有←この権限を活用する為には、国会議員の誰も
が予算案を正確に理解できる資料が整っている必要があります。
ですから、日本版予算局を国会専属官僚組織に組み込む必要が
あります。
実現できれば、一番大切な予算委員会を与野党茶番劇に費や
して真剣な予算議論を疎かにしてきた悪習慣を断ち切ることが
可能となります。
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/642.html#c44