5. 2018年4月05日 08:27:27 : nEs3Ot7QbM : xk5pRCCVa30[1]
太陽の黒点活動の研究が未熟だった数十年前には、回帰線、即ち地球の公転周期による太陽光の照射角度の周期変化が人類が多く住む北半球の気候変動を起こす原因ではないかという論文がでていました
長長周期では銀河における太陽系の公転周期により現在は氷河期(氷に覆われる氷期とは違います)と言われ、逆に温暖期にあたる大恐竜時代には平均気温が40度に達したのではないかとの説もありますね
地球の公転周期、更に太陽の活動も影響するなど、地球規模での温度変化はまだここ数十年の研究なので確かなことは判っていないと思います
気候による人類史への影響は、聖書に書かれるユダヤ人の故郷を離れエジプトに行き、そして約束の地へ向かう歴史も、気候変動により農耕が可能な地へと移り住んだものとの説もありますし、古代からの文明の栄枯盛衰もその影響だと思います
近年では、ソ連の南下政策に代表されるように寒冷期には生き延びるために温かい土地へ民族が移動するための戦争が起きていたことは間違いない事です
現在の世界情勢を見ると、数年前から世界大戦前の様相と似てきており、軍備増強(日本も)と米国のモンロー主義の再来を思わせるトランプ政策には危険な匂いがします
但し、大戦前と違い農耕技術も発達し、寒さを凌ぐ術を手に入れているので先進国においては寒冷化が即戦争に繋がることはないと思います
しかし、今冬にける米国とユーロ圏の氷期の突入を思わせるような雪と氷に覆われるような景色は何故か日本では報道されていませんが、1万年以上も続いた温暖期が終わり、本格的に氷期に入れば何が起きても不思議ではないし、食料不足で人類の半数以上が飢え死にすることさえ有ると思います
穿った見方をすると、エンジンは温暖化になり気温40度でも問題なく動きますが、マ氷期になりマイナス温度になると支障がでます
電気自動車の流れは、大切な化石燃料を暖房に使うとか、何かを予兆しているのかも知れません