9. 未来のTOW[314] lqKXiILMVE9X 2018年6月13日 03:02:06 : Vxgctk0Q0Q : XCR49JToNRw[1]
普段なら、「緩み」といえば与党側の方を言ったものだが、今回緩んだのは野党の方だったようだ。
今回の新潟県知事選は接戦だったが、前回選挙は米山氏が勝利しており、与党は今回勢力を伸ばしたと言えるだろう。
思うに、最近の沖縄県名護市長選が似たような感じだった。
名護市長選での敗因はいくつか挙げられている、
「住民の辺野古疲れ」「自治体選挙なのに争点が国政」「基地問題より住民生活」「稲嶺陣営の慢心」などだ。
なんか、今回の新潟県知事選と似たような状況ではないだろうか。
池田候補に対し、野党や野党支持者が望んだのは「勝利による安倍政権へのダメージ」であろう。だから森友や加計を主張したのだろう。
これは新潟とはほとんど関係ない。
反面、花角候補は政党色を薄め、国政の話題をほとんど出さず、新潟の話題が中心。
副知事の経歴や佐渡出身をアピールしていた。
変な話だが、野党池田候補が国政野党の意向を受けた「中央からの候補」だったのに対し、
与党花角候補は新潟アピールの「地元からの候補」を演出した。
最近の野党候補者が敗れるのは大体このパターンだ。
野党側は国政を主張し、与党側は地元の課題を主張する。「争点ずらし」とよく言われるが、勝つのは結局与党側であることが多い。
選挙というのは、「民意をいかに汲むか」にかかっている。
与党が「その土地の課題、地域の行政」に重点を置く一方、野党は「自分が言いたいこと、自分がやりたいこと」に固執している。
頑固なのが野党で、柔軟なのが与党とでも言うべきか。
敗因は選挙後にいくらでも分析されているのに、野党とその支持者たちが一向に変わろうとしないのはいつも疑問に思う。
不正選挙だの、争点隠しだの、マスコミ操作だのと、言い訳ばかりだ。
なんというか、野党の革新政党とその支持者たちが、もっとも「保守的」なのではなかろうか。
矛盾しているようにしか聞こえないけれど。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/220.html#c9