2. 2017年4月01日 05:52:51 : h0vCRq8yx6 : xchY0wxwspQ[1]
この記事では、投資家が米ドルから他の通貨たとえばユーロに資金を移す原因の一つとして、米大統領の存在誇示を挙げている。記事では二つの例を示している。一つはトランプのアメリカファースト、もう一つはブッシュのイスラム圏への圧力である。
「米ドル→ユーロ」は門外漢の私にはわからない。たぶん記事の通りなんだろうと思う。記事の問題点はただ一つ。2001年の9/11事件をアルカイダの仕業としていること。
インターネットを利用し情報リテラシーのある人たちにとっては、9/11事件はブッシュ政権の自作自演であることはいまでは常識となっている。9/11の陰謀説は2005年頃から出始めたが、当時はそれを信じる人はまだ少数で、陰謀説を唱える人々は気違い扱いされる状況だった。しかし、2017年の今日、9/11をアルカイダの仕業と考える人々の方が少数派である。YOUTUBEで「9/11」を検索すると、米政府の9/11報告書に異議を唱えブッシュ政権の自作自演を示唆する米国の知識人による動画が多数列挙される状況である。多くの動画で陰謀説の根拠として取り上げられているのが、WTCツインタワー崩壊後、突然崩壊した第7ビルである。この崩壊の仕方が爆発物による制御解体そのままである。動画をみればだれでも納得するはずだ。
投稿記事の筆者も多分、9/11の真相を重々承知の上、便宜上、たてまえ上、いまだにアルカイダの犯行としているのだろうと思う。テレビ、新聞、雑誌などの主要メディアではいまでも9/11陰謀説を口にするのは憚られる雰囲気があるようだ。陰謀説を公然と話したり書いたりすると、どこかから迫害を受けるのではないか、仕事を失う目に遭うのではないかと自己規制が働くのである。9/11を仕組んだ連中はブッシュ政権とその周辺の経済界の要人たちである。陰謀説を公然と話すことができない自己規制はこの連中からの仕返しを恐れているためである。
金正雲を公然とは批判しない北朝鮮の人々、昔のソ連、東欧、中国の共産主義国家で時の指導者の悪口を公然と話したり書いたりすることは命とりになることを重々承知している人々、ナチスドイツでヒットラーを批判しない人々、独裁的なワンマン社長の悪口を言うのを憚る会社員たち、ある業界の天皇に反対意見をいうのを控える同業者たち。9/11陰謀説を公然と口にできない人々の心理も、この人たちと同じである。
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