5. 福三[60] lZ@OTw 2018年1月20日 14:25:40 : LiouYXjfCs : xADPh6E_iI8[1]
> >02
Bitcoinの原型については諸説あるが、現在ではオーストラリア人のプログラマーがゲームを作るくらいの感覚で作ったというのが、定説になっていて、日本人が作ったというのは都市伝説の域をでない。
今回、拙記事でとりあげたのは幾つかの意味があるが、このカルト板にはあいも変わらず都市伝説の域を出ない、愚にもつかない馬鹿話を信じている輩が本当に多いからだ。
ネットで散見される説をつなぎ合わせたというのも、ブロックチェーン技術自体はプログラミングについて齧った人間なら、理解するのにさほどの困難は伴わないので、少し勉強すれば同じ結論に行き着くというだけの話だ。
ブロックチェーン技術自体は、我々の日常生活でも使われている。簡単にいうと、日本政府が日銀と共に発行している日本円はブロックチェーン技術で総量が管理されている。Bitcoinとの決定的な違いは、価値を日本政府が保証しており、日本が国家として成り立つ根幹である通貨発行権に準拠する。日本政府が国債を発行して日銀がそれを買い取ると言っても、所詮は日本政府と日銀の帳簿にその額を書き込むだけだ。つまり、日本円発行に関しては理論上、その総量は無限に増やすことができる。
それをやって大失敗したのが、いつまでも自国通貨の価値が変わらないと信じていた韓国でありブラジルであり、ジンバブエである。無限に増やせると勘違いした自国通貨で外貨を買い、あるいは借金をしても、自国通貨を無限に発行し続ければ借金は簡単に返せると勘違いしたわけだ。だから、返済できなくなったらデノミを行い、通貨単位そのものを変えてしまえば良いという安易な政策をとることになったのだ。
通貨とはその国の信用度と言ってもいい。
拙記事でも再々取り上げているが、これほど国債を発行しても金利がまるで上がらないのは、それがそのまま日本に対する諸外国の信頼以外の何者でもない。もっとも、日本円自体はとんでもなく総量が足りない。ドルやユーロ、ポンドで取引を行なっている連中はとっくにそんなことは知っているから、安全な資産として日本円を買い、日本の国債を買い続ける。
翻ってBitcoin問題を考察すると、発行総量の上限が決まっているBitcoinは、現在のようにこれまで発行されているBitcoinのほとんどを少数の金持ちが所有し、またマイナーが中国に集中している状況で、Bitcoinの分裂やマイニングに関して、特定の連中が決定権を担っていることにある。それは、国家の形をなさない連中が、中央銀行を作り支配を行うのと同じことである。だから、中国政府は規制をかけたのだ。
また、これは仮想通貨の根幹の問題であるが、ブロックチェーンはただのプログラムだという点を今、仮想通貨に熱狂している人の多くが理解していない。ここに問題があるのだ。
言い換えれば、ここカルト板で馬鹿話に熱狂している連中の頭と大差はないのである。
仮想通貨は本当に仮想で、そもそも存在していないものに、現物の金を投機するほどアホらしい話は無い。
http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/718.html#c5