[経世済民129] 日銀の資産がGDPを超えたというニュース(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
3.
2018年11月15日 19:47:04
: 3sKz1IQSv2
: x5Nsly5kEUo[1]
日銀が何を支払って資産を溜め込んだかだ。
答えは日銀券=お札。
国債の代わりにお札を支払って買った。
だがここには日銀だけの特殊性がある。
それは、「果たして日銀にとっては100万円分のお札は資産なのか?」
ということだ。
一般企業や一般人なら、100万円は当然資産と解釈される。
それを疑うものはいない。
だが、日銀に限っては100万円は日銀の資産ではない。
日銀の負債になる。
理由はいくらでも刷れるからだ。
通貨を資産にできてしまったら、何も買わなくても、どんどん刷って
それこそ日銀は無量大数円の資産持ちなんてことができてしまう。
それは無意味だろう。
だから日銀の場合だけは、世間とは逆なのだ。
日銀にとっての負債は、お札である。
500兆円の資産があるという事は、逆に500兆円の負債としての
お札が日銀の外に出回っているということだ。
厳密には出回っていないというかもしれないが、
定義上は出回っていることになっている。
それらは何れ資産を売って回収しなければならない。
回収しなければ、日銀の第一義的役割である物価の番人の役割が果たせないからだ。
果たせなくなったときに日銀は破綻したと看做される。
そして回収するときは、今まで買った国債が売りに出される。
国債は売りに出された分暴落し、長期金利は上昇する。
即ち日銀の資産額が大きければ大きいほど、近い将来巨大不況に見舞われる。
また、金利が上昇すると株式から国債に金が流れるから、これまたETF買いしている
株が超暴落する。売るとさらに暴落するので、売ることもできない。
売れないうちに株資産がどんどん目減りしていく。
その時には日銀のバランスシートは、全てがまっ赤になり日銀は債務超過で破綻する。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/429.html#c3