50. 2016年12月24日 00:10:45 : J5WNuN33Wg : X0xRMID0JTk[1]
>47.
>膨大な熱が出るのが一瞬で起きたとしてもその熱量に応じた温度に一瞬でなる
(温度が遅れて上がるわけがない)。
>それに対し、プールの底は、
>燃料集合体が気体になった後(気体になるまでに熱が伝わる時間がない)、
>底の表面から奥に伝わって行く。
一つ矛盾してますよ
燃料プールの底と、燃料の下部には十分な隙間が有ります
1気圧化で水蒸気は100度以上になりませんよ
つまり、熱伝導は起きないのではないですか、紙鍋がいい例です
紙の発火温度は180度程度、中に水が有るから紙は焙っても燃えだしません。
何故なら、輻射熱を水が伝えることは無いからです。
水が熱せされるのは対流によってです、だから100度以上の水蒸気は発生しません。
高温の水蒸気(過熱水蒸気)を発生させるには、水蒸気内に熱源が必要です。
水の中では過熱水蒸気を発生させる前に熱は対流で上昇します。
また、水中の水蒸気をいくら外部から熱しても温度は上昇しません。
つまり、外側の水が100度を超えることは無いからです。
底に熱が伝わるって事は有り得ません。
小学校の伝熱実験でも習う事ですよ。
>原爆の百分の1の熱しか出なかったとしても燃料集合体500体は溶けると説明した
これは無理ですよ。
原発の燃料が核分裂反応を維持するには適切な間隔である必要が有る
これは解りますね?
水中に有るときしか核分裂反応は起こせない、これも解るよね?
では、一部が核分裂反応を起こしたとしましょう、当然、水は気化します
つまりボイドが発生するって事ですね、中性子は水の中を通って熱中性子に
変わって反応を継続させることが出来るんだよね?
さて、この水蒸気のボイドの中を通った時は減速できない訳です。
だから、原子炉内でボイドが発生すると熱出力は下がる訳
チェルノブイリでは圧力管内にボイドが発生して出力が下がったので
制御棒を引き抜く操作をし、炉圧力管の反応が均一でない状態になった。
実験のために工学系安全装置を切って居たんで、あの事故が起こったという事です
燃料プール内では局所的臨界反応は考えられます。
これを、スパイク臨界と居ますボイドが押して水の部分の間隔が変わるから
継続できない、つまり臨界は不可能になるって事
だから、僅か10リッターの水を蒸発させるぐらいの熱量しかできないのです。
また、空気中に露出した燃料は臨界を維持できません。
だから、溶けるってのは不可能ですよ、崩壊熱で水が無くなり溶けるなら
可能性が有るがね、溶けたらライナーどころか保持してるラックも巻き込んで
溶けるでしょう。ラックが有れば溶けてない。当たり前でしょ、耐熱ではないから
核反応を起こして溶けるって言うのは、水が有るって言っているのと同じだし
空気中で反射材も臨界を維持する圧力材も無しで反応を起こすことは不可能です。
3パーセント濃縮燃料ペレットでも、この様に大量に箱に入れても臨界しません
http://i.imgur.com/COFIfgU.jpg
しかも、使用済み核燃料の核分裂する物の濃度は質0.75パーセント程度ですから
>「津波が10mにもなると思うのは妄想だ」
>「原発が爆発するなんて思うのは妄想だ」
水素爆発は事故当日の夜にスリーマイルでも起こってます、
ただ当時の専門家は本当には思ってなかったでしょう、水素の物性を知っていたか
疑問ですね。
だから、妄想だとは誰も言ってませんね。だから菅総理も専門家に聞いたのです。
津波に関しては全て推測ですから、可能性の議論とコストの議論がかみ合わなかっただけです。