1. taked4700[6831] dGFrZWQ0NzAw 2018年2月17日 06:11:25 : GOnRrRdYMg : WxgSXjybNAc[1]
>「鬼界カルデラ」は約7300年前の噴火で発生し、爆発は日本の南九州の縄文文化を破壊したとされている。
これ、多少誤解を招くと思います。鬼界カルデラ自体は、全地球的にプレートの活動が盛んだった100万年以上前に成立したものです。
鬼界カルデラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9
主な噴出物
約96万年前
安房テフラ(Anbo)[3]
約63万年前
小瀬田火砕流(Ksd):屋久島や種子島に層厚10m以上で分布する火砕流堆積物。分布範囲、ジルコンから鬼界カルデラが供給源と推定されている[3]。
約14万年前
小アビ山火砕流(Kab):硫黄島と竹島に分布している流紋岩質の火砕流堆積物。層厚は竹島で20-100m、硫黄島で数-50m。最下層に降下軽石層があり、下部の火砕流堆積物は強く溶結している。
約9万5000年前
長瀬火砕流:軽石を含む流紋岩質の火砕流堆積物。非溶結で大量の火山豆石を含む。
鬼界葛原(きかいとずらはら)火山灰(K-Tz):長瀬火砕流から巻き上げられた火山灰(Co-ignimbrite ash)。九州地方から関東地方にかけて分布する広域テフラで、長瀬火砕流と合わせた総体積は約150km3(138km3 DRE)。
約16,000-9,000年前
籠港降下火山灰累層(K-Ko):玄武岩〜安山岩質の溶岩からなる降下軽石・スコリア層群。ブルカノ式噴火によって形成されたと推定されている。硫黄島での全体の厚さは約40m。
約9,000-7,300年前
長浜溶岩流(NGH):硫黄島西部の平坦部を構成する流紋岩質の溶岩流で、海面からの層厚は80m以上にも及ぶ。下部は垂直で太い不規則な柱状節理が発達している。
約7,300年前(暦年補正)
船倉(幸屋)降下軽石(K-KyP):体積は約20km3(12.8km3 DRE)。
船倉火砕流
竹島(幸屋)火砕流(K-Ky):体積は約50km3。
鬼界アカホヤ火山灰(K-Ah):体積は約100km3(竹島火砕流と合わせて84km3 DRE)。
合計総体積約170km3(96.8km3 DRE)[注 1][4][1]。
約7,300年以降(後カルデラ火山)
約6,000年前-現在
硫黄岳火山:流紋岩質の溶岩ドーム群からなる複成火山。降下火砕物、火砕流などを噴出。
約3,900-3,200年前
稲村岳火山:一見単成火山のスコリア丘のように見えるが、玄武岩質のスコリア・溶岩流からなる成層火山。
有史以降の火山活動
1934年(昭和9年)-1935年(昭和10年):硫黄島から約2km東方で海底噴火。
直径約300m、標高約50mの昭和硫黄島が形成された。
1936年(昭和11年):薩摩硫黄島の硫黄岳で噴煙を観測。
1988年(昭和63年):薩摩硫黄島の硫黄岳で噴煙を観測。
1999年(平成11年)-2004年(平成16年):薩摩硫黄島の硫黄岳で断続的に噴火。
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上の
1934年(昭和9年)-1935年(昭和10年):硫黄島から約2km東方で海底噴火。
直径約300m、標高約50mの昭和硫黄島が形成された。
1936年(昭和11年):薩摩硫黄島の硫黄岳で噴煙を観測。
でも分かるように関東付近からの西向き圧力増加に反応する傾向があります。1923年関東大震災ですから。
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http://www.city.fuji.shizuoka.jp/sp/safety/c0107/fmervo000000oxtb.html
富士山の噴火史について
◇小御岳火山(約70万年前〜20万年前)
富士山の周辺一帯は数百万年前から火山活動が活発であったことが知られています。その中で約70万年前、現在の富士山の位置に小御岳火山が活動を始めました。その頃は南東にある愛鷹山の活動も活発で、ふたつの大きな活火山が並んでいました。現在この火山の頭部が、富士山北斜面5合目(標高2300メートル)の小御岳付近に出ています。
ということで、房総半島を形作っている地層の多くは富士山や伊豆の火山群からの噴出物。この頃、日本ではプレートの動きが非常に活発で、全国で大規模噴火があった。その一つが南九州で起こった鬼界カルデラを形成した噴火。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/435.html#c1