1. taked4700[6535] dGFrZWQ0NzAw 2017年10月19日 05:28:10 : uApSFhPsbo : WQO3rg@xTLQ[1]
多分、海山の破壊は次のような経過をたどる様子です。本州の東岸に既に沈み込んでいる海山の場合です。
1.太平洋プレートからの西進圧力が強まる。
2.海山の周囲の岩盤が破壊される。(これは陸域で山裾に活断層があるのと同じ)
3.基本的に、1.と2.が繰り返される。多分、数か月程度の期間、周囲で破壊が連続し、その後半年程度の休止期間を置く。この繰り返し。多分、この繰り返しの期間で麓で発生する地震の分布が変化するはずですが、個別の地震の環境によって変わり、多くの地震に共通する法則のようなものがあるかどうか、はっきりしません。あるとすれば、麓の破壊がより進み、麓を囲む地震分布の直径が小さくなることだと思います。
4.数百年とか、またはそれ以上の期間、上の破壊が進むと、海山本体、多分、麓よりはより山頂に近い部分が破壊されるようになる。または、海山の基底部分で起こるのかも知れません。基底部分ですと、海山本体は海のプレートからは外れ、海山自体が海のプレートと陸のプレートの間に挟まるくさびのような役割を果たすことになります。ただ、海山の基底部分は、ホットスポットとして、海のプレートの下面からマグマが上がってきたものであるので、一体成型がされていて、そう簡単には破壊されないような気がします。しかし、海のプレートは海嶺部分で造られ、数万年以上の期間をかけて海底を既に進んできたわけで、海山の生成はそれに比べるとずっと新しいので海のプレートの方がずっと硬く、海山は海のプレート本体によって破壊されるのかも知れません。
5.2.と4.は同時進行し、山頂に近い部分と麓の周囲の破壊が相互に加速度的に進む。または、海山基底部の破壊と周囲の破壊が同時進行する。
6.海のプレートと陸のプレートの固着が外れ、大きく海のプレートが沈み込む大地震となる。
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