11. 2017年4月05日 13:38:17 : o4GWUVwPLs : W9Ylti9PFpc[1]
2008年のベラルーシでは、死亡原因の52.7%は、心臓血管系の病気によるものだ。
新生物は、13.7%で、第3位である。
http://www.chernobyl-day.org/IMG/pdf/conf-bandajevsky-fr.pdf
特定部位のがんで、入院して死亡した場合も、必ずしも、入院の原因となったがんが原因で死亡するわけではない。
以上のことから、がんの死亡数から、放射線被曝の健康被害を見ることは、事故から6年しか経っていない現在では、適切な指標とはならないのかもしれない。
それでも、チェルノブイリ原発事故の場合は、がん死亡数においても、放射線被曝の健康被害が、顕著に現れたことは、言っておく。
以下は、全国平均と福島県のがん死亡率の数値である。
全国平均
2010年 276.0
2011年 279.6
2012年 283.1
2013年 286.6
2014年 289.7
2015年 291.4
福島県
2010年 304.2
2011年 311.2
2012年 317.8
2013年 314.3
2014年 316.7
2015年 329.3
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/dl/index.html#pref_mortality
2010年と比較すると、2015年は、どの位増加してるかを計算する。
全国平均 1.0558
福島県 1.0825
これは、放射線被曝の健康被害が現れ出していることを示してないか?