44. 2017年12月29日 18:54:38 : 3zUfBWN26A : W4wKUaTzcz4[1]
大阪大学の、以下の研究を批判したい。
> 世界初!大麻が脳に悪影響を与えることを科学的に証明
http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2016/20160630_1
@ 人間は、カンナビノイドを作っている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Endocannabinoid_system
A その内因性カンナビノイドは、脳の神経網発達に重要な役割を果たしている。
大阪大学の研究でも、「(内因性)カンナビノイドの受け手であるカンナビノイド受容体の機能を遺伝的に欠如させると余計な投射の刈り込みがなくなり、無秩序な投射のまま残ってしまうことが判明しました」とある。
B 大阪大学の研究は、脳の神経網が形成される生後間もない、マウスを使った実験である。
C これまでの、人に対する調査では、妊婦が、妊娠期間中に、大麻を使用した場合、生まれた子どもに、様々な精神神経症状が起きる危険性が、指摘されていた。
https://www.livescience.com/42853-marijuana-during-pregnancy-baby-brain.html
D この研究結果を以って「大麻や危険ドラッグが脳に悪影響を与えることの科学的根拠を明らかにしたものです」と、主張することは、科学を無視し、その成果を越えて、政治社会的な領域に踏み込んだものとして、批判されるべきだ。
E カンナビノイドが、人にとって有害であるならば、何故、人で、内因性カンナビノイドは、作り出されているのか?
F 外因性のカンナビノイドが、医療薬として、人に有用であることを、証明した研究は、沢山ある。
G 大麻の可能性を、偏った、非常に狭い了見から、一方的に問題視することは、科学的とは言えない。
H 発達中の、子どもの脳で起きた変化を、一般化できるのか?