10. 2017年7月12日 02:30:20 : HRN0EHzHbA : VRx@VQVbLtk[1]
昨年度末で144兆9034億円の運用資産になったというが
そもそも、GPIFの運用資金をこれほどまでに「肥大化」させる必要があるだろうか?
という根本問題がある。
GPIFの公式サイトにはこう書いてある
資格保有者が受け取っている「年金給付の財源は、その年の保険料収入と国庫負担で9割程度が賄われており、GPIFからの財源は1割程度」であり、
だからGPIFの運用は短期的には損を出そうが益をだそうが、本当は「年金給付に影響を与えません」というのだ。
自らGPIFには国民の年金支給には何の存在意義もないと公言しているようなものだ。
実際のところどうか?
昨年度7兆9363億円の収益を上げたと自慢気にいうが、こういうときでも国庫への納付額はわずか3557億円である。何兆円何十兆収益をあげようが収益全額を国庫へ収めているわけではない。
利益のわずか4%ほどを返納しているだけではないか?w
いいや、驚くべきなのはこれからだ。
国庫へ3557億円納付したというのもまやかしだ。
昨年度のGPIFの運用資金への積立金として国庫から2兆6118億円が寄託されているから、実際には対GPIF国庫収支は-2兆2561億円ということで国庫収入どころか国庫からの支出超過なのだ。
だから、先に引用したGPIF公式サイトの「GPIFからの財源は1割程度であり」も
大嘘であることがわかる。
年金給付金の1割の財源をGPIFが賄ってくれているどころか毎年国庫からGPIFへの支出超過である。
GPIFの資金フローは、こういう何もしらない国民を馬鹿にしたような数字がたくさん出てくる。
だから、本当は国民や国庫からGPIFへの資金移動はあってもGPIFから国民や政府への
資金移動はないというのが本当のところだ。
そして年間430億円もの無駄な運用手数料が民間の運用委託機関に流れていることも
馬鹿にはできない
何がおかしいかというと
GPIFは内部留保を積み上げるばかりで、儲かっても一般社員や労働者には全く還元しない悪徳企業とまったく変わりないということだ。
もちろん金がないのではない。このスレの表題とおり145兆円もの資産があるのだ。
収益がでたのなら、まあ手数料はいいでしょう
でも残りの収益全額とその年の何兆という寄託金も合わせて国庫納付したらどうですか?今回なら10兆近くが国庫納付されても良かったはずだ。
そうすれば、今年度は現役労働者の年金保険税の減税くらいはできたはずだ。
だから断言する
GPIFは自らが掲げる国の年金事業に資するための機関ではない。
ただの政府系投資機関である。損をだせば国民が無制限に損失補填してくれる。
いや政府系独立行政法人というより運用部門は民営化といっても良い状況になっているのではないか?
だから、GPIFに金があるうちに解体すれば国民負担がなくなって良いのだが
せめて運用資金に上限を設け、(大きめの投資ファンド会社くらいの資金規模で十分だろう)国庫からの損失補填はさせないようにしないといけない。
でないと損失補填の国民負担は無制限だ。
まあ、無理な話だけど。。。
http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/525.html#c10