6. taked4700[6848] dGFrZWQ0NzAw 2018年2月22日 19:51:18 : mgWtQlP7U2 : VfHbPM3iOhE[1]
まず、円高というよりもドル安なのです。ドルが他の通貨のほとんどに対して安くなっています。
しかし、金利が高い通貨が高くなるのが本来の姿であり、ドルが安くなるのは何らかの人為的な操作が大規模にされているということになります。
基本的に今の世界を動かしているのはアメリカ軍産複合体ですから、彼らの狙いは何かを考えることが今後の動きを予測するための第一歩です。
2001年のアメリカ同時テロから2010年のアラブの春に至る動きを考えると、今回のこともそれに関連性があると思わざるを得ません。(あそこまでおおがかなりなことをやるからには、今回も絡んでいて当然)
サウジアラビアが中東支配の鍵であるのは明らかですから、サウジアラビアでの大きな出来事は何かと考えると、サウジアラムコの上場をニューヨークにやらせようという意図があると思えます。
今年の後半には上場が予定されているはずで、株価が下がっているところにカツを入れるためと言って上場を誘い、株価を上げ、かつ、ドル高にすれば、サウジ政府は相当に儲けを得て喜ぶでしょう。
狙いは、当然、その利益による武器の購入です。これだけ儲けたのだから武器を買って、敵対する勢力を攻撃し、サウジの立場を強くしてほしいというわけです。
結果的にサウジはイランなどとの対立を深めることになります。また、濡れ手に粟の儲けを手にした政権幹部が堕落し、先日汚職で逮捕された王子たちから恨まれる可能性もあります。更に、ISなどの武装勢力がサウジ内部でテロを起こす可能性さえあります。サウジは、今までの石油の富に依存した社会から脱却し、普通に市民が労働して稼ぎ、政府がその儲けに課税して行く社会へ移行しようとしているわけで、一般市民と王族との対立が起こり易いのです。
リビアは地域対立が内戦の口実でした。サウジは王族の中での分裂、そして、市民と王族との対立が使われていくと思います。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/192.html#c6