1. taked4700[7070] dGFrZWQ0NzAw 2019年1月14日 16:33:45 : eocWf5mHzI : vcR6GSltlR0[1]
以下の記事は、本日1月14日の午前中に書いたものです。そのため、本日の13:23頃の茨城県南部M4.9には対応していません。
この茨城県南部地震が起こったことによって、よりこの付近でのM5以上地震が起こり易くなっているはずです。
11:46 2019/01/14
震度1以上を観測した地震が関西地方で既に14日間発生がありません。
また、関東地方での震度1以上地震の発生が減少しています。この1週間(1月7日から13日まで)で
2019年1月7日 10時02分ごろ 千葉県北東部 3.2 1
2019年1月7日 11時52分ごろ 神奈川県西部 3.0 1
2019年1月8日 1時35分ごろ 千葉県南部 4.2 2
2019年1月9日 9時01分ごろ 埼玉県秩父地方 4.1 1
2019年1月11日 3時31分ごろ 埼玉県南部 3.4 1
2019年1月11日 10時15分ごろ 静岡県西部 3.0 1
2019年1月11日 11時06分ごろ 静岡県西部 3.4 2
2019年1月11日 16時41分ごろ 静岡県西部 2.8 1
2019年1月13日 1時11分ごろ 茨城県北部 3.1 1
219年1月13日 10時41分ごろ 静岡県西部 2.9 1
以上の10件発生がありますが、静岡県が4件も含まれていて、静岡県を除けば6件でしかありません。1月10日以降の4日間で言うと、茨城県北部の1件のみです。
関西地方での震度1以上地震のこのような停止は少なくとも2017年以降ではなかったはずです。なお、2016年は
2016年6月17日 1時43分ごろ 和歌山県北部 3.3 2
2016年7月9日 12時02分ごろ 和歌山県北部 2.6 1
のように、6月18日から7月8日まで震度1以上地震の発生が20日以上止まっていた時期がありました。
また、Hi-net自動処理震源マップの「最新30日間」のN=の値が減少しています。減少しているのは「日本全国広域」、「日本全国拡大」、「東日本」であり、「本州中部」とか「西日本」ではありません。具体的には「東日本」で次のように2割程度の減少がこの1月に起こっています。なお、多分、昨年9月後半ぐらいからこの程度の値になっている様子です。
2016年08月13日 07:15までの30日間:N=10939
2016年12月28日 22:15までの30日間:N=14420(2016年12月28日 21時38分ごろ 茨城県北部 6.3 6弱なので、このN=の値は茨城県北部M6の影響をほとんど受けていないもの)
2018年06月16日 17:30までの30日間:N=10434
2018年08月21日 17:15までの30日間:N=09935
2019年01月13日 14:30までの30日間:N=08093
Hi-net自動処理震源マップのシステム改定が2016年春にあり、それ以降、N=の値がその以前に比べて2倍程度には増加しているため、2016年春以前のN=の値とは比べる意味がありません。
なお、「最新24時間」とか「最新7日間」の値では変動が観察できません。これらの期間は短期間であり、期間中のM4程度の地震発生の影響を大きく受けてしまうからです。
Hi-net自動処理震源マップの「最新30日間」の「日本全国拡大」などで東日本を見ると、2016年とか2017年のものと比べて、この1年程度のマップでは本州の太平洋沿岸部での緑色のドットが多くなっていることが分かります。つまり、太平洋プレートの沈み込みがこの数年で進んでいるのです。この結果が昨年起こった胆振地方中東部の震度7地震であったり、大阪府北部のM6地震であったはずです。よって、今後は、東日本から関西程度までの間、特に中央構造線の北側で、内陸部の比較的大きな地震が、また、関東近海でかなり大きな地震が発生していくと思います。但し、関東地方など内陸部である程度大きな地震が切迫している様子はまだ出てきていません。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/640.html#c1