10. 2018年7月20日 09:07:32 : 8lCSWCTsHQ : v4zTkGLprl4[1]
別な投稿のコメントで、新しい探知方法とは、ニュートリノ・反ニュートリノ検出器を使った方法ではないか、と述べた。
@ 何千トンのガドリニウムで満たされた装置は大がかりだけれど、ローレンス・リバモア研究所のWATCHMAN (for WATer CHerenkov Monitor for ANtineutrinos)は、理論的には1000キロ離れていても、原子炉内で兵器級プルトニウムを製造していた場合、それを感知できる。(原理は、カミオカンデと同じ。)
> Detection of Ghostly Particles Could Unmask Illicit Nuclear Weapons
> The Physics and Nuclear Nonproliferation Goals of WATCHMAN: A WAter CHerenkov Monitor for ANtineutrinos
https://arxiv.org/abs/1502.01132
> Reactor monitoring with Neutrinos
https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/0704/0704.0891.pdf
A ヨウ化セシウム結晶を採用した検出器は、重さ15キロで、携行が可能だ。(ロシアのサイトでも同じ説明がされている。)
> Neutrino detection goes small
https://physicstoday.scitation.org/do/10.1063/PT.6.1.20170817b/full/
おまけ
小柴昌俊東大名誉教授のお弟子さんが書いた論文のようだ。
高エネルギーのニュートリノ・ビームで、核兵器を無力化できる。
> Destruction of Nuclear Bombs Using Ultra-High Energy Neutrino Beam