4. 2018年1月01日 06:16:27 : pYM2EmRmeM : v105yL5kfJc[1]
終戦時、「戦犯追及を恐れて」部隊や役所の公文書はもちろん、個人の日記に至るまで根こそぎ焼却処分を命じて証拠隠滅をやってた、という大量の証言を知っていれば、身に覚えありまくり、やましさで一杯だったんだなとわからんほうがおかしい。
文書の現物がなければ証拠はないそんなものはなかったとしか思えない、と抜かすのは、拉致して殺害した仮谷清志さんの遺体を徹底焼却して湖に撒いたオウム真理教の犯罪などなかった、証拠はない、証言は証拠じゃない、だからオウムはみんな無罪だと言い張るようなものだ。
逆に、あるべきものを残していれば、もしも戦犯裁判であらぬ疑いをかけられても、有力な反証として提出できたはずだ。どこかに隠してこっそり保管してても良かったんだ。ところが、それじゃ安心できなかった。全部徹底的に焼いてしまえ、と命じてたんだ。現場の将校が勝手に暴走してたんじゃなく、陸軍省や内務省の組織的命令で。
今残ってるのは、焼却が間に合わなかった、あるいは末端の人に単なるものぐさや「こんな文書を闇に葬っちゃいかんだろ」と感じた人がこっそり持ち出して保存してくれた、あるいは手違いでたまたま焼却命令が届かなかったとかで、軍や役所が将来へ真実を残すために意図的に保存していたものじゃない。
名探偵は、「ないはずのものがある」他にも「あるはずのものがない」ところからも推理や捜査を進めるものだ。
私は、そういう人間でありたい。断じて、犯罪者の側には立ちたくない。
http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/774.html#c4