3. 2018年9月06日 11:32:35 : 7gzeZhPcuo : UTBgw4dnHs0[1]
クレムリン、シリアでの作戦に関するトランプ大統領の言葉にコメント
https://jp.sputniknews.com/politics/201809045301355/
2018年09月04日 23:16(アップデート 2018年09月05日 03:10)
ロシアのペスコフ大統領報道官が、イドリブ県での作戦に関するトランプ米大統領の言葉にコメントした。
これに先立ち、トランプ大統領はツイッターで、シリアのアサド大統領やその同盟国であるイランとロシアに対し、イドリブ県に「無謀な攻撃」をしてはならないと警告し、そのような攻撃は数十万人の人々の命を奪う可能性があると述べていた。
スプートニク日本
ペスコフ報道官は、「この問題については、処理することが不可欠だ。我々は、シリア軍がこの問題の解決に向け準備しつつあることを知っている。だが、シリア情勢全てにとって非常に危険で否定的な潜在的可能性に注意を払うことなく、何らかの警告を簡単に表明することは、恐らく、不完全で非包括的なアプローチだ」と述べた。
また、ペスコフ報道官は、イドリブ県における情勢が、ロシア・トルコ・イラン3カ国によるシリアに関する首脳会談の主要議題の一つになると明らかにした。
同首脳会談はテヘランで7日、3カ国の大統領らが参加して行われる。
解放の進むシリアの中でも北部のイドリブ県は唯一、違法な武装勢力の掌握下にある。最近のイドリブ情勢は緊迫化が進んでいる。
ロシアのラブロフ外相は先に、シリアのイドリブで化学兵器を使用した挑発行為が計画されていることに疑いはないと述べた。
ロシア国防省は、巡航ミサイルを搭載した艦船や航空機が中東地域に集結していると発表した。
なお米国防総省は、戦力増強を否定した。
シリア 露米軍事衝突の脅威が復活
2018年08月31日 12:08
https://jp.sputniknews.com/opinion/201808315284251/
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問題は、シリア軍司令部がロシアの軍事参事官の協力を得て、イドゥリブ県に集中して残った、最後の武装戦闘員の大規模部隊の中和ために特別軍事作戦の実施を準備していることにある。
このイドゥリブ県は一部をハマとアレッポと隣接している。
ここにはイスラム主義テロリスト、急進主義組織の武装戦闘員が7万人から10万人集中している。
この地域のほとんどを掌握しているのは元アル=ヌスラ戦線の「シリア解放委員会」(ロシアでは活動が禁止されている)。
武装組織の首領らは政府との和解を断固として拒否し、最後の一人までシリア軍との徹底抗戦をとる構えだ。
しかもここは国家にとって戦略、経済上の重要な地域であり、北部と南部をつなぐ唯一の国道が通っている。
この道はトルコ、イラクへの出口である。
またテロリストの掌握する領域はシリア有数の農業地帯でもある。
そしてイドゥリブ県にテロリストが集中しているということは、ラタキヤのシリア海軍基地、フメイミムおよびタルトゥスにあるロシア軍の拠点の安全を脅かしていることになるのだ。
シリア軍のこの軍事作戦の結果次第で、シリアのこの先の軍事行動の進め方もその結末も変わることは明白だ。
米国、一連の西側欧州諸国も、シリアがイドゥリブでテロ組織に勝利した場合、自分らのシリアにおける役割も意味も確実に最低レベルに落ち込むことをはっきり認識している。当然、アサド大統領政権の影響は増大する。
つまりこれは西側の敗北を意味する。
これが、米国がシリア政権を新たに非難した理由である。
このようにして、事態のエスカレートを孕む危険な状況が出来上がりつつある。
外国のマスコミによれば、イドゥリブの作戦にはロシアの特殊部隊が加わるため、西側の軍事介入はロシア軍人に対する脅威とみなされるからだ。
先にゲラシモフ参謀総長の発した警告は未だ効力を失ってはいない。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/307.html#c3