32. 2017年4月15日 15:01:06 : pQSbDcS62o : uSwkZ7MQ9Uo[1]
>>31
EU勝ち組のドイツとオーストリアは大連立してますよね。
ドイツも大連立が通常になるかもしれませんが、とくにEU政策では類似しているので容易に大連立が成立するのです。
大敗した社民主義政党の大部分がEUシンパ系なのは考慮したほうがいいでしょう。
イギリス労働党は補欠選挙で保守党に敗北しており野党が与党に負けるのはまれでスコットランド奪回のめども立っていない。
スコットランドを奪回しない限り労働党は国政では政権をほぼ望めません。
労働党はスコットランドのセーフシートを失っている上にスコットランド議会選でも保守党に負けて比較第三党に転落している。
戦後セーフシートが大幅に動いたのは初めてだと思われる。
特にスコットランドは独立反対が主要政党の保守党、労働党、自由民主党などで独立賛成がSNP、緑の党など。
対立軸が左右ではない上にSNPは欧州議会では環境政党の会派で社民の会派ではない。
スペイン社会労働党はポデモスと比較第二党争いをするがやっと。
ポーランドは議会内にそもそも左翼政党が下院ではいないので議論の余地が議会内ではほぼない。
オランダ、アイスランド、ギリシャ、アイルランドは社民主義政党が比較第三党でさえないので社民主義は事実上対立軸から外れている状態。
オランダは得票率上位4党が非社会主義政党で労働党はグリーンレフトや社会党にも負けて得票率第7位に転落した。
アイスランドは得票率第7位に転落して既存の左右では判断できない勢力が躍進した。
アイルランドは保守中道2党で政権を争う体制に戻った上に急進左派が3位に浮上した。
ギリシャは左派のシリザと右派の小党が連立している上に小党に転落した社民政党の全ギリシャ社会主義運動はとくにEUとの関係では保守の新民主主義党とのほうに親近感がある状態で左右の対立軸とは言い切れない。
スペインポデモス、オランダ社会党とオランダグリーンレフト、アイスランドグリーンレフト、アイルランドシンフェイン、ギリシャシリザとギリシャ共産党は社民主義政党ではありません。
欧州議会の会派自体左翼系だけで3会派もあります。
欧州議会だけも左翼統一会派が成立する情勢ではとてもありません。
あなたのいう共産党と社民党の両方の性格を持つ左翼完全統合型の社民主義政党は戦前のオーストリア社民党などに限られます。
オーストリア共産党は第二次世界大戦後すぐの一時期を除いて国政では泡沫です。
>それらの「少なからず」の国についても異議はありますが(特にフランス大統領選について「メランションの脱落」を無視しているのは大笑いですが)、
脱落したのはアモンでメランションではないはずですが。フランス大統領選はアモンを除いた今のところ4つ巴のはずです。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/879.html#c32