2. 2017年8月20日 14:00:49 : CMEnvKoO4o : UMCWwH__Wys[1]
地震保険って地震被害規模によっては、保険金全額に相当すると査定された場合でも全額出ないんだよ。
もう20年近くも前の仕組みで現在は上限がどう変わってるか知らないけど、当時は保険業界全体で支払保険金の上限が1兆5000億円だったんだよ。
つまり1兆5000億というパイが決まっていて、それ超える地震被害規模(つまり巨大地震)なら、加入者全員で1兆5000億円を分けるしかなく、例えば10万件加入の家(たった30万人分)があってそれぞれ3000万円の保険契約していた場合、本来なら10万×3000万円=全社合わせて3兆円の支払い総額だけど、1兆5000億円が上限だから一件あたり1500万円しか支払われないって仕組みなんだよ。1兆5000億超える被害は保険会社免責されちゃうわけよ。
首都圏直下型なら被害総額1兆5000億円とか3兆円なんて規模で済むわけないので、首都圏直下型に見舞われたら保険金全額なんてもらえないと思ってたほうがいいよ。
これから地震保険入る人は、保険業界全体の免責額の上限を調べて、巨大地震が来たときその被害規模を想像して、契約保険金額にメリットあるか否かを考えたほうがいいよ。一年間25万円(20年前で3000万保険金契約のときそうだった)とか地震保険料バカ高いからね。