12. 2017年2月16日 15:45:22 : 5jMMPrVGb2 : U9f8gO6mTA0[1]
●「主役はやはり長州であった。」
これは『明治維新という過ち』『官賊と幕臣たち』『大西郷という虚像』を書いた原田伊織氏の近著であり、前三作に続く書『三流の維新 一流の江戸』(ダイヤモンド社)の一節から引用した言葉である。
明治新政権が絵に描いたように腐敗してゆくのだが、その「主役はやはり長州であった」というのである。司馬遼太郎が美化した明治新政府とはまったく異なる実態であった。
「幾つかの新政府の腐敗の実例を挙げておこう。これらは、今日の政治家や企業人の腐敗、倫理観の欠如のルーツであるという点で、特に重要な史実である。」
そして一例として「山城屋和助事件」という汚職事件を取り上げている。
この山城屋は長州騎兵隊の幹部であったというから、アヘのじいちゃん岸信介の父親や麻生のじいちゃん吉田茂の父親などと同じ吉田松陰にかぶれた者であっただろう。
この山形屋は山縣有朋を通じて軍需品納入で儲け豪商といわれるまでになった。長州閥の軍人や官吏の遊興費は山城屋もちであった。安倍晋三が防衛費を増額し、実兄の三菱財閥が大儲けする構造と同じである。
更に生糸市場に手を出す資金を陸軍省から、何の担保も出さずに引き出している。安倍晋三が、GPIFのカネを株の買い支えに勝手に使っているのと同じ構造である。
その後、ヨーロッパの生糸相場の暴落で大損したが、それを取り返そうと陸軍省から、当時の国家歳入の1%強、陸軍省予算の10%弱という巨額の資金を借り出した。やがて安倍晋三もGPIF以外にも手を出すことが予想されるのだ。
その金を大金をもって渡仏したのはよかったが、連日連夜パリの歓楽街で豪遊して、フランスばかりかイギリスでも有名な話となってしまい、日本の大使館が政府に実態を報告したという。これも、安倍晋三が世界中にばらまいて歩いている特別会計(国民の血税)での散財と同じである。
このように、長州閥による国と国民の財の私物化は長州閥新政府依頼の伝統であり、際限もなく国と国民の富は使い捨てられ売られているのである。
●吉田茂と岸信介による売国条約も同じ事です。
吉田茂と岸信介の父はどちらも長州の狂人・吉田松陰に感化されたバカ者でした。
山城屋和助と同じ仲間だったと言っていいでしょう。狂人・吉田松陰の遺伝子を受け継いでいる。
確たる思想があるわけでもない、歴史認識があるわけでもない、ただその時の権力に取り入り自らの利権と権力にしがみつくため国を売り、国民の富を浪費するだけです。
吉田茂は安保条約を同行者を排除して単独で米国のいいなりで丸呑みしました。
岸信介は新安保条約を国会のわずかの休憩時間を利用して抜き打ち採決しました。
こうして、二人とも国民の声の一切届かぬ形で、世界でも例を見ない「植民地化条約」を結んだのです。
これを「売国」と言わずしてなんと言ったらいいでしょうか?
この二人の孫である安倍総理と麻生副総理が「売国」以外のどのような政治をすると期待できますか?
長州閥伝統の売国政治を、公明党の協力によって強行して行きます。
もう、いいかげんに長州の売国政治をストップしなければならないのですが、この売国政治家は同じ売国シロアリ官僚と結託して更に権力強化を進めています。
国民が目覚め、立ち上がり、手遅れにならないことを祈るばかりです。