4. 2017年10月18日 06:33:20 : fcetuYcVPs : u8_gVg8ZpJI[1]
3さん、まったく同意です。わたしが日頃思っていることを的確に、そして分かりやすい文章にしてもらったと感謝します。
ならばどうすればいい…と考えるわけですが、3さんの指摘する現状の背景に年収・所得の歴然とした格差が生まれたことに一因があると、わたしは考えます。確かに生まれてしまった超富裕層(政治家を含む)はとりあえず置いておくとして、モリカケ、詩織さん事件、甘利らの悪仲間、食と健康、原発…等に関わる官僚(警察官僚を含む)たちの年収は優に1000万円を超え、1500-2000万円クラスにあります。
こいつらが超富裕層の手足となり、いまの日本のシステム、仕掛けを忠実に実践しています。年収が1500万円前後あれば、生活に不自由はなく、政治に対する文句は言いません。悪の権化の自公の従います(たとえ不満があっても…)。
「社会の木鐸」であるべきマスごみの連中も年収1000万円以上ですから、不正を暴く報道には積極的ではない(仮にやったとしても後ろ向きの“なんちゃって批判”)。
一方で、かつての中間クラスの没落に伴い、300-500万クラスの階層が急激に増えた(国民の6割ー7割くらい?)状況を実感します。なんとなく苦しいが、贅沢をしなければ苦しいなりに生活ができてしまう収入であり、不満はあるが爆発するほどでもないこのクラスが政治に無関心になっています。「何を言っても、やっても変わらないだろう」というあきらめです。政治に対する無力感。
しかもこのクラスの中には当面の金欲しさで自民党のネット・サポーターズ・クラブに入って、同じ下層中間層の仲間の政治意識を削ぐことに力を貸す連中も生まれてきています。
立憲民主にしろ、共産にしろ、もっと下世話になって、こうした所得問題をぶっちゃけで訴えたらどうかと考えます。「かつてのように中間層を拡大したい…」という訴えです。いまの日本の平均所得はいくらいくらだが、分布で見ると300-400万円層が最も多いとか、一方で政治の仕組みを決めている政治家や官僚やそしてマスごみは1000万円を優に超え2000万円近いとか…。
文科省の前川・前事務次官が指摘しているように、年収に比例した課税(累進課税=かつては高額所得者に対して75%まであった)の導入などは、われわれ庶民にとって最も分かりやすい。
カネのあるやつからどんどん税金を取れば消費税なんて必要なくなる。内部留保がふんだんの大企業に対する法人税はもっと高めればいい。
改憲問題も大事(もちろん反対)集団的自衛権の問題も大切(当然見直し)だが、庶民層の政治意識を目覚めさせる特効薬は、下世話なカネの問題だ。「何年以内に収入を倍増させる。このためには…」というアピールを野党連合が打ち出せば、風は起き、選挙の投票率は一気に70%を超える。となれば、自民は簡単に壊れる。
野党の皆さんよ、もっと下世話に行こうよ。カネの話が一番。公約は具体的な数字を示しての累進課税と大企業の法人税アップ。そうすれば消費税はいらない。
年収1000万円以上の10数%足らずの官僚・マスごみ・搾取ばっかしの大企業連中(2000万円以上ならばもっと少ない)が、6割7割の下層中間&低所得層を牛耳っていると、もっと大々的にアピールし欲しい。
われわれは同じ日本にいて、こんなに貧しいんだと自覚する層が拡大すれば、総選挙の投票率は絶対に上がる。無関心層の目を覚ますことができる。
きれいごとの政策も大事だが、投票に行かない連中を投票に行かせるカネの問題のアピールが最も手早い…と思うのだが…。
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/279.html#c4