2. 2017年11月20日 00:03:02 : F4ejp6yUBk : sMT5W9Fr6VE[1]
護憲派と改憲派、ハト派とタカ派、保守とリベラルなど、本質隠しのどうでもいいレッテル張りはもうすべてご破算願います。
透明性という括りで話題が挙がるとすぐ、「イコール監視社会」という危険認識のレッテル張りが行なわれますが、外からすべて丸見えはアウトだから隠さなアカンという縛り社会は、転じて稼いでいるユーチューバーたちのネタの宝庫になっているだけで、いつまでもそれでは悪徳権力による汚職が潰えることはないでしょう。
みずから透明な箱の檻に身を入れて金の流れを全てつまびらかにするくらいのことができてやっと立派なユーチューバーになれるというものなのですから、これからは政治家も同様にゆく先々で国民に一挙手一投足を監視してもらうことで、そうすれば咄嗟に身に迫る黒い危険も事前にフォロワーが察知して指摘してくれて、すぐさまそれがネットに拡散されるのですから、身の心配も無いという訳です。
そうなれば何もびくついて黒い権力機構との癒着に身を寄せることもなくなるわけで、これを誰かが本気で実行すれば、一夜にして社会的な革命を起こせるはずです。「監視される」はなく、「監視してもらう」ことで身を守ってもらえば良いだけです。
本気で政治を語るものならすべて丸見えのガラス張りの中に自ら身を投じることのできる人間だけが相応しく、またそうであって欲しく、そのくらいの覚悟がないなら立候補などしないで欲しく思います。その点で今回の立憲の誕生はまさにそこに近いものを感じた訳です。
ほかにも透明性を実現するには、陳列された商品の価格提示に、業務実体を適切に載せることで、
これは行政で義務づけるといった必要など無く、積極的に正直な商売をやりたいものだけがやればよく、
自社の適切な価格設定に自信が持てるばかりかそれを信頼する意識高い系の顧客がついて、そこから火がついて意識高い系の消費者が育ち、みなこぞって買って気分のよい品物だけを買うようになるはずですから、そこで差がつけば他者も真似するわで、いずれ大手も皆その真似をするようになっていくだけです。
正直な価格設定とは商談取り引き過程における仕入れ値である下代と店頭小売り価格である上代を両方提示するという積極的な戦略で商品を購入してもらうということは、その差額となる販売利益に納得してもらうことが前提となる訳ですが、そのことでそこに携わる人間がどのくらい居て、どのくらい汗水を流して商品が街に流通しているかが手に取るようにイメージできるようになるため、それら一つ一つの価値は到底百円足らずで手に入るなんてことはおかしいとなってくるわけです。価値観、考え方が古き良き職人気質に戻っていくはずです。
そうしてそこにある物価が適切かどうか、社会が健全に回っているかどうかを一人一人が当たり前に理解していくことになれば、途端に社会は健全な様相を見せ始めるはずと考えます。これが社会に透明性が必要とする理由の最たる部分です。
秘密保護法や、監視社会をイタズラに誇張して煽る連中はそうしたことを怖れた自分に自信の持てない連中の画策に拠るものだと断言します。
http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/617.html#c2