9. 宇宙の塵[153] iUaSiILMkG8 2017年5月01日 21:04:25 : MsBl7qUUdA : RO5dkeJvoPg[1]
本記事には、‘実在する虚像’ としての 「安倍一強」 の本質に迫る重要な指摘が随所に見られますね。たとえば、
>>自信を失った人々が 「日本人の誇り」 を持ちたいがため、歴史上の汚点をなかったことにする。他国の人々を見下すようになる。
>>。ヨ安倍1強」 は決してイデオロギーや強い意志に根差しているわけではない。現状不満派が自信回復のため、「強いリーダー」 なる虚像に何となく、なびいているだけ。強そうなら安倍じゃなくてもいい。逆に自信を失った人々がこれだけ増えたことに震撼する。
などもそうですし、また、
>>。ヨ俺は国がやることに反対しない。だから国が俺を守るのは分かるけど、国がやることに反対している奴らの人権をなぜ国が守らなければならない?」
記事本文にあるこのような思考回路の人たち、無自覚的に自ら進んで家畜化されていく人たちも、今日すでに無視し得ないほどの割合で社会の一角を占めているのだろうと思われます。 彼らが夢想している実体のない 「国」 が、現実世界では彼らを守るどころか、彼らの居場所を狭め彼らの生存水準を著しく低下させてきた張本人であることが、彼らの目には見えない、いや見ることができないのでしょう。 彼らは、自分が 「守られている」 と思い込むことでどうにか自分を安心させ、自分を維持していくことができているのだと思われます。
>>どうせ政治に声を上げても将来は変わらない。今さえ楽しければいい。政治的無関心と諦念に基づいた消去法が、安倍1強を生み出しているのだ。
「政治的無関心と諦念」・・・阿修羅でも、まさにこの心理状態へ引き込もうとの意図丸出しの滑稽千万な誘導コメントが目立ってきましたね。いわゆる 「総選挙盛り下げプロジェクト」。多くを語らずとも賢明なアシュラ―諸氏にはおわかりですね。
>>安倍1強も北朝鮮危機も漠とした空気に支えられたもの。その空気に皆が忖度し、北朝鮮がミサイルを放ってもソウルは静かなのに、東京の地下鉄や北陸新幹線はストップ。その奇妙さに気付いても、『国の邪魔をするな』の風潮にのみ込まれてしまう。
>>国民の多くが虐げられた人々に寄り添わず、沖縄の基地問題や生活保護を批判し、『国の邪魔をするな』 と権力への同調圧力を強める。弱い者がさらに弱い者を叩く構図は、政治学者の丸山真男氏が唱えた 『抑圧の移譲』 そのもの。つくづく、嫌な風潮に支えられた政権です」
至言ですね。対策や如何に?
その答は、阿修羅の中で既に示されていますね。
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/133.html#c9