2. あやみ[345] gqCC4oLd 2017年11月17日 04:35:49 : l8wYuoexTI : RcXdBndNl_0[1]
手紙さま、コメントありがとうございます。
「独立」なる概念は20世紀以降に成立した、いわば英国の発明品です。それ以前の世界は強大な帝国とその属州という構造をかなり長い間保ってきたはずです。日本にも幕藩体制という極小の帝政がありました。普通ならばこの制度は過去の遺物と片付けられますが、そうするべきではないと考えます。少なくともオスマン帝国のかつての版図にある地域の暮らしは今日よりも帝政時代の方が豊かであったことは確かです。秦もローマもビザンスも酷い帝国でしたがユダヤ資本家たちを頂点とする現在の帝国はそれに少しも引けを取らないと云えます。
わたしは「独立」という言葉に「自由」や「平和」と同種の欺瞞を感じます。この手の西欧近代主義の武器ともいえる言葉には敬意を払うことができません。近代、独立を勝ち得たのちに自立した国家が幾つあるでしょうか。
たとえばパレスチナ問題はパレスチナ人の独立問題ではなく、パレスチナ人の生きる土地に突然イスラエルという独立国が建てられたことから起こった闘争です。独立の是非が問われるべきはイスラエルでありパレスチナではない。こういった理不尽をまかり通すために作られたのが国連というシステムです。日本がパレスチナを独立国と認めない国々の中にあることも忌むべき事実です。
>民衆の願いが一致し、それに対して各方面が誠実に答えていくこと、そしてそれを天命として自覚
トルコとカタールはそれを目指しています。だからいろいろ痛い目に遭います。
>ARSAが持つ銃器の出所
窒素系化学肥料と鉄屑でつくる手製の爆発物、ミャンマー治安部隊施設を襲撃した際に押収した銃器などを手にしていると云われてますが誰にも確証はありません。しかしミャンマー政府があえて欧米製の武器をARSAの手の届くところに置き去りにする可能性はあります。彼らの手を血に染めるため、そして世界に殺人集団として発信するためです。この手は第二次大戦中に―――日本軍の空爆を受けた英国軍が武器弾薬を放置したままインドに退却したことでロヒンギャとビルマ人との闘争が激化―――食わされています。
ロヒンギャの民がテロ組織の手を握ることは決して無いと信じます。すべての亡国の民が神に庇護され安住の地を恵まれることを祈ります。