2. 2017年9月08日 10:41:00 : xqoqGpBkKQ : R0yCK1y4gU8[1]
人類の問題点は強大な組織化が行われ世代を超えて維持されるのに、利己的な遺伝子が働く事だと思う。だからろくでなしが統治したりする。これは弱肉強食の理論がまかり通る限りは変わらないのではなかろうか。
例えば法人だが、なぜ人でもないものに法律上の権利を与えるのか。法人と個人では力に圧倒的な差がある。しかるに法律上では平等とされるので実質的にはこれほど不平等な仕組みもない。弱肉強食の理論を当てはめれば法人はいずれ個人を食いつくし、社会には法人しか生き残りがいなくなる。しかしこの法人、リーダーの選出方法は極めて弱肉強食の理論から外れている。いくら体力的に強くても、あるいは頭脳が優秀でも、はたまた人望があっても法人の指導者に成れるわけではない。極論を言えば知的障害者でも先祖から株を譲ってもらえれば法人の指導者に成れるのである。
つまり人類の場合、弱肉強食の法則を表面上でそのまま当てはめるのは間違いなのである。強い者は組織など必要としない。組織を必要とするのは一人では生きて行けない弱い者である。弱い者が組織を作り、縄張りに入ってきた自分より強い者を組織の力で倒す。それがチンパンジーの社会で行われている掟であり、この場合リーダーも力の強さや頭脳の優秀さではなく地縁や血縁などから選び出される。