14. 2017年5月09日 02:05:01 : DHzZUfwhXo : QlX0R9GYp6g[1]
日本が巡航ミサイルを持った場合、
敵に(さらなる)対策を強要することで、敵国が攻撃に使えるリソースを大幅に削れる上に、
敵に(今までは同盟国アメリカの同意なしには一切あり得なかった)報復の可能性を考慮させることによって、抑止力が大幅に高まることになる
アメリカが制定した憲法により、自前では一切の打撃力(=抑止力)を保有し得ず、その結果アメリカに従属せざるを得なくなっている日本にとって
たとえ小規模でもアメリカに依存しない独自の打撃力を保有し、拡充していくことは大変重要な意味を持つ
まあこんなこと言ったって一般大衆には理解されにくいアメリカの不興を買うから、北朝鮮問題をエクスキューションとしているんだろうがね
日本はアメリカの戦略打撃力に依存するが故、たとえば海上自衛隊は対潜水艦戦力(P-3C哨戒機などが典型)を重視し
有事にはアメリカの戦略打撃力の母体である米海軍空母部隊を防護しようと勤めてきた訳だが
これまで自衛隊はその対潜水艦戦力の必要性について「シーレーン防衛のため」としか説明してこなかった
日本が平和国家ゆえにアメリカの戦略打撃力に依存しており、せめてその戦略打撃力の発揮を支援せねばないということを、
戦後日本で平和教育を受けてきた一般大衆は理解できないと分かっていたからだろう
巡航ミサイル保有の目的を「対北朝鮮のため」と偽ることも、それと似ている
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/304.html#c14