27. 2018年11月23日 17:49:03 : GVJFdAjWt6 : Qg3labI5wM4[1]
資本主義がとっくの昔に死んでしまっていたのは、当然なのですが、
なぜか、誰もそのことに触れようとしないのです。
いつ死んだかというと、リーマンショック後、あの時に完全にご臨終になりました。
総本山のアメリカでも死んでしまったので、もうこの世にはないのです。
それまでも、第一次世界恐慌のときには、すでにフラフラ状態で、
その所為でマルクスレーニン主義、修正社会主義、ケインズ主義、国家社会主義
などが台頭したわけです。そのときに、本当は資本主義はほぼ亡くなってしまったんですね。その後暫くは世界で社会主義が謳歌し、人類は繁栄しました。
この繁栄に蔭りが見え始めたのは、サッチャリズム、レーガノミクスに見られる
ポストコロニアリズムであり、コーポラティズムであり、独占主義であり、新自由主義の芽生えの時代です。社会主義的なシステムは、どのような主義であっても、国民すべてに我慢を強いるので、その我慢を突かれて崩壊してしまいました。
人間の理性なんて脆いものです。
その後、我慢しなくなった新自由主義、コーポラティズム、ポストコロニアリズム、
独占主義が交じり合いながら、世界に牙を剥き収奪していくグローバリズムが形成されました。しかしその後、新自由主義は詐欺であることが見破られて失脚し、その分、独占主義が幅を利かせることになりました。独占主義はコーポラティズムとポストコロニアリズムの内にひそみ、両者を手下に従え、独占主義で融合してしまいました。
この独占主義は、主要国に蔓延し、かつての東西の枠組みを越えて台頭しています。
トランプも主要な人物の一人ですね。自国優先主義といっていますが、
極少数を優遇している現実を誤魔化すことすらできていません。
新自由主義の詐術的な部分だけを、真似して取り込んだんですね。
この主義は、すべてを一人のものに独占するまで治まりません。
その所為で人類は滅亡の危機に瀕しています。
AIや効率化も最終的には、すべてを一人で独占するための道具です。
もはや、グローバリズムも独占主義に食い破られ、アメリカ、中国、ロシア、EUは
独占主義に邁進しています。
次にくるのは、独占主義の最終形態であるスカイネットと、人類の生き残りをかけた最終戦になります。負ければ人類は滅びますので、その後の主義や制度の心配をする必要もないでしょう。
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