14. taked4700[7052] dGFrZWQ0NzAw 2018年7月07日 03:16:12 : krdY4fgPqM : qG1B9D_mUG8[1]
記事投稿者です。
>宮城県から千葉県にかけて、M5以上の地震が数日中には発生するはず
と書いたのが7月3日であり、数日とは3日程度の期間ですから、本日7月7日はすでに期間を過ぎていて、明確に予測は誤りでした。
その意味で、お騒がせして申し訳なく思います。
ただ、(未来は未定の意味で)予測は必ず誤る可能性を含むものですから、その点についてご理解を頂ければと思います。
今回、なぜ、予測が外れたかについて、必ずしもきちんとした検証とは言えないのかも知れませんが、そのことについて、述べさせて頂きたいと思います。
1.九州南東沖での浅い地震が起こると、数日中に関東でかなり大きな地震が起こる傾向があるのですが、その兆候が出る前の関東での地震予測であったこと。
具体的には
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20180612045430.html
発生時刻 2018年6月12日 4時54分ごろ
震源地 大隅半島東方沖
最大震度 4
マグニチュード 5.5
深さ 30km
緯度/経度 北緯31.2度/東経131.5度
震度4
宮崎県 宮崎市 日南市 串間市
の15分後に発生した
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20180612050908.html
発生時刻 2018年6月12日 5時09分ごろ
震源地 千葉県東方沖
最大震度 3
マグニチュード 4.9
深さ 20km
緯度/経度 北緯35.2度/東経140.6度
震度3
千葉県 勝浦市 鴨川市 いすみ市 長南町
であるとか、
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20180505125935.html
発生時刻 2018年5月5日 12時59分ごろ
震源地 九州地方南東沖
最大震度 1
マグニチュード 4.3
深さ 30km
緯度/経度 北緯30.7度/東経131.6度
震度1
鹿児島県 鹿屋市 大崎町 錦江町 中種子町
の約1日後に発生した
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20180506150419.html
発生時刻 2018年5月6日 15時04分ごろ
震源地 八丈島東方沖
最大震度 ---
マグニチュード 6.0
深さ ごく浅い
緯度/経度 北緯32.2度/東経140.2度
があります。
2.M5以上という規模が、予測に際して見ていたデータに比べて小さかったこと。または、予測時点で参考にしたデータそのものも規模が足りなかったこと。
日本列島に働く力は大まかに三つあるわけで、最も大きなものが太平洋プレートによる西向き圧力で、その他には、基本的に太平洋プレートに駆動されているフィリピン海プレートの西向きの動き、そして、基本的にこれらとは全く独立に動いているユーラシアプレートの東向き圧力です。
311大地震の前に、南九州での噴火(新燃岳や桜島)が相次いだことから分かるように、大きな事象はそれだけ大まかなことだけを見ることでも予測できると思うのですが、今回はもともとのデータも予測も規模があまり大きくなく、予測の方式(大まかな方法)に比べて精密な予測をしてしまったこと。、
3.今回の予測に先行して起こった
オホーツク海南部 M5.6
青森県東方沖 M5.0
を過大評価してしまったこと。
東日本の大地震が発生する前に、日本海溝と伊豆・小笠原海溝の遠い所でのかなり大きな地震が先行して発生する傾向があります。例えば、311の前年12月に起こった父島近海のM7とその後のM5地震の連続です。
今回は、
2018年5月6日 八丈島東方沖 M6.0
も発生していたため、東北南部から関東の地域の南北の両隣でM5以上が既に起こっていると言え、このことから、東北南部から関東の地域でのM5以上を予測したのですが、
オホーツク海南部 M5.6
青森県東方沖 M5.0
と発生した地震がより南下することなく停止してしまいました。
または、期間の予測(数日以内)が期間をあまりに短く区切りすぎたことがあると思います。そこまで精密に予測できるものではないのに、精密に予測してしまったことが誤りだったということです。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/561.html#c14