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qelvGWbPPhQ コメント履歴 No: 100000
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[経世済民129] 「有能」という自己評価を根拠に高額報酬を要求する人びと(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
5. 2018年12月06日 18:44:55 : PqPakp5OQZ : qelvGWbPPhQ[1]
>ドルを回収する仕組みのひとつはサウジアラビアなどOPEC諸国に石油取引を
>ドル決済に限定させること。ペトロダラーだ。もうひとつは金融規制の緩和に
>よる投機市場の肥大化。

これは間違い。規制緩和も総体的に見れば、利下げと同じ。
ドルを回収するのは利上げ。
通常は金融に規制をかけなければ、リーマンブラザーズのように破綻時の影響が破壊的になるので枷をはめている。外すと破壊的になる。
アプローチがよりテクニカルになるが、効果としては利下げと同じ。

もう一つの今の世は、金本位制ではなく、石油本位制なのかもしれない
というのは、事情として理解できる。ドルを石油にペグすることによって、
価値を保っているとすれば、無価値な紙くずが一定の信用を得る理由にはなる。

金だけの部分で言えば、要はドルの価値を薄めるか、ドルの価値を濃縮するかの違い。
分子よりはお金のほうが操作しやすい面もあるが、お金にはお金の
分子物理現象とは違うコントロールできない振る舞いがある。

だから本当は、別物であるのだけれども、上手い比喩的手段がないので、
あえて分子物理的現象で例えると、
小さなコップの塩分を均一にするのと、
大きな湖の塩分を均一にするのとでは、
投入する塩分比率を同じにしても、
掛かる時間も、できあがる不均一なムラも違う。

不均一なムラがバブルと言われているもの。濃い部分と薄い部分ができる。
世の景気を良くする為に、広く薄くドルをまいて、大量のドル分を投入しても、
ドルは均一には巡らず、濃い部分=バブルと、薄い部分=不況のまま
ができる。自然現象のように、濃い部分を放置すれば、じきに薄い部分に
広がるのならば、時間を掛ければいいだけなのだが、トリクルダウンが
ほぼ起きないように、お金の性質としては、中々均質にはならずに、
むしろ濃い部分に集まったりする。

そして、ある日突然集まりすぎたお金が決壊する。ハイパーインフレだ。
金融当局は決壊前に、利上げしてドル分を回収して減らさなければならない。
でも世のほとんどは、不況のままなので、利上げすると一気に不況になる。
バブルのところは不況に、不況だったところはさらに深刻な不況になる。
金融当局が利上げ下げを失敗するのは、そういう必然がある。

さらにややこしいことに、1国通貨に過ぎないドルが、デファクトスタンダードで
世界通貨になっているので、国内と国外で矛盾する要求をよく生む。
国内景気を回復するためには、利下げした方がいいが、
海外景気は過熱気味なので、利上げしなければならないことなどはよく起こる。

しかも、俗人的な政治的怨恨や強欲によっても、利の上げ下げをしたがる
連中も絡むので、もはやコントロール不能になる。

根本的な解決にはならないのだが、基軸通貨制度は一度放棄した方が
良いのかも知れない。

世界恐慌は、基軸通貨制度があることによって、起きている気がする。

基軸通貨がなければ、もしも1国が経済失策して破綻しても、その経済破綻の影響は、1国で留まるからだ。潰れるのはその当該国だけで済む。

単純に考えれば、ドルが倒れれば全部駄目、発行不能で大混乱。倒れなくても基軸通貨の発行次第で他国の景気も左右されるということは、少なくなるかもしれない。

ただし、そこには国際金融が絡むだろうから、国際貸し付け貸しはがしで、結局は同じことなのかもしれないことは留意しておく必要がある。

そして、ドルが崩壊した後暫くは、相対取引でいいのではないかと考えている。
単にほかに思いつかないだけなので、ほかにもっといい案があれば、
その案を採用する。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/756.html#c5

[経世済民129] 「有能」という自己評価を根拠に高額報酬を要求する人びと(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
6. 2018年12月06日 18:48:05 : PqPakp5OQZ : qelvGWbPPhQ[2]
×これは間違い。
○下は間違い。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/756.html#c6
[経世済民129] 逆イールドは「破滅の前兆」か、米国株急落で注視は必須 投資家心理大転換 トランプFRB原因でなかった 日米株価が下落 うまき
1. 2018年12月06日 19:50:30 : PqPakp5OQZ : qelvGWbPPhQ[3]
金融占い的な理由付けより、長短金利が逆転すると、なぜリセッションに結びつくのかを説明して欲しい。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/747.html#c1
[経世済民129] 米国株暴落でトランプ政権に浮上した「中国以上の強敵」の正体 まず屈服させるべきは、こっちかも(現代ビジネス) 赤かぶ
1. 2018年12月06日 21:09:18 : PqPakp5OQZ : qelvGWbPPhQ[4]
図表4からすると、直近のFFレートの上げ方は非常に慎重に行われてきたことは、
それまでの上げ下げと比較した上昇率の傾きの違いから察することができる。
リーマンショック後、約10年間は、ゼロ金利アクセルべた踏み状態であった。
にもかかわらず、イールドカーブの傾きは順調に下げを見せている。
他の年代を見れば、次の利下げまでに、少なくとも5%の利下げ余地を稼がなければ、今までのような利下げ効果が得られるかは疑問だ。
2%では焼け石に水になるのではないのか?
82年からでも、年を追って利下げ余地が減っているのも気になる。
これは何を意味するのか?
もしも、トランプの圧力に屈したり、FRBがへたれたりして利上げを止めてしまった場合、(すでに来年利上げ打ち止めは公表されている)十分な利下げ効果が得られるかどうかは、甚だ疑問だ。
利下げ余地がほとんどなかった頃の日銀のゼロ金利への利下げのように、効果は得られずに、大きな金融ショックの後、ゼロ金利べた踏み状態がさらに長期間続く、金融不能状態、失われた日本病に陥るのではないかと危惧している。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/764.html#c1

   

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