1. 新共産主義クラブ[2705] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年12月12日 14:37:01 : FhQbpdjzkc : Q8bup@Dj4wc[1]
>「賭博や売春や大麻など、大きな弊害のない娯楽は合法化」
こういうのを、『自立と共生』の思想というのだろう。
「グランド・キャニオンに柵はない
米国アリゾナ州北部に有名なグランド・キャニオンがある。コロラド川がコロラド高原を刻んでつくった大渓谷で、深さは千二百メートルである。日本で最も高いビル、横浜のランドマークタワーは、七十階、二百九十六メートルだから、その四つ分の高さに相当する。
ある日、私は現地へ行ってみた。そして、驚いた。
国立公園の観光地で、多くの人々が訪れるにもかかわらず、転落を防ぐ柵が見当たらないのである。しかも、大きく突き出た岩の先端には若い男女がすわり、戯れている。私はあたりを見回してみた。注意をうながす人がいないばかりか、立札すら見当たらない。日本だったら柵が施され、「立入厳禁」などの立札があちこちに立てられているはずであり、公園の管理人がとんできて注意するだろう。
私は想像してみた。
もし日本の観光地がこのような状態で、事故が起きたとしたら、どうなるだろうか。おそらく、その観光地の管理責任者は、新聞やテレビで轟々たる非難を浴びるだろう。観光客が来るのに、なぜ柵をつくらなかったか、なぜ管理人を置かないのか、なぜ立札を立てないのか――。だから日本の公園管理当局は、前もって、ありとあらゆる事故防止策を講ずる。いってみれば、行動規制である。観光客は、その規制に従ってさえいれば安全だというわけである。
大の大人が、レジャーという最も私的で自由な行動についてさえ、当局に安全を守ってもらい、それを当然視している。これに対して、アメリカでは、自分の安全は自分の責任で守っているわけである。
この状況は、事故防止の話だけではない。社会全体についていえる。」
(書き人知らず)
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/862.html
(リンク切れ?)
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/438.html#c1