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会派おきなわ、玉城氏推薦 知事選 「支援見送り」を転換
2018年8月23日 05:00 琉球新報
県議会与党の会派おきなわは22日、与党が擁立する方針を決めた玉城デニー衆院議員(58)を推薦する方針を決めた。23日に正式表明する。また、おきなわが県内企業とともに立ち上げた「おきなわ政治経済懇和会」も近く、玉城氏を推薦する予定だ。会派おきなわは当初、翁長雄志知事が後継候補を指名した音声の公開がない限り、玉城氏への支援を見送る方針を示していたが、支持者からの意見などを踏まえ、方針を転換した。
懇和会会長を務める会派おきなわの赤嶺昇県議は本紙に対し「翁長雄志知事の音声に関係なく、玉城氏が最適な人材だと判断した。玉城氏自身も音声に関係なく出馬に意欲を持っていることを確認したため推薦を決めた」と話した。会派おきなわは、翁長知事が残した後継に関する音声について、新里米吉県議会議長に公開を求めており、公開されるまでは与党などでつくる調整会議への出席を拒否している。赤嶺氏は「引き続き公開を求める」と述べた上で「調整会議とも話し合う必要があるが、せめて会議の正副議長や玉城氏に対しては音声を公開すべきだ」と主張した。
会派の今回の動きについては「玉城氏を擁立するための環境整備の一つだ。今、音声の内容などを検証しないと野党からも攻められ、選挙態勢の構築もままならない」と話した。
一方、今後の知事選に向けた取り組みとして「懇和会」を通じて、企業に玉城氏の支援を呼び掛けるとともに、「懇和会」を抜け、自主投票を決めたかりゆしグループにも引き続き連携を求めていく考えを示した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-788057.html
>「翁長雄志知事の音声に関係なく、玉城氏が最適な人材だと判断した。玉城氏自身も音声に関係なく出馬に意欲を持っていることを確認したため推薦を決めた」と話した。
自民の揺さぶりに負けなかった。