[政治・選挙・ＮＨＫ218] 浜矩子氏 「世界分断と排他主義が進むのか分岐点の年に」　気鋭の論客が見通す2017年のゆくえ（日刊ゲンダイ） 赤かぶ
11. ピッコ[1170] g3ODYoNS 2016年12月25日 23:09:12 : i4oHNIFgbA : PSqkbITNclk[1]
＞グローバル化は単なる現象であり、格差や貧困を阻止できないのは、国家の対応のまずさや無力が根源的な問題です。

　「グローバル化は単なる現象」である。　グローバル化は自然な人間の歴史の流れであり、誰もそれを止めることはできない。　たとえ、その途中に排外主義的な考え方が台頭してグローバリズムの流れが停滞したとしても、一時的なもので長続きはしない。　今後も世界はますます結びつきを強め、一つになっていくのだ。　私はTPPに反対しているが、それは、国民の生活に直接かかわる重大な問題であるのにかかわらず、国民に内容を説明することなく、政治家の間だけで勝手に取り決めるやり口があまりにも非民主的と感じるからだ。　また、グローバル化が道途中で不完全な今の状態で、どうなるかはっきりしないままに一緒に水に飛び込むようなやりかたでは、早晩「TPPによる被害者」が出てくる結果になることは目に見えている。　そして、そういう人たちがまた反グローバリズム的な考えを持つことになってしまう。

　安倍の『アホノミクス』で、私たち国民は一様にずいぶんと貧乏になってしまった。　海外に行って食べ歩くようなテレビの番組で最近気づくのは、日本だったら390円で食べられそうな何でもない一皿料理が1000円を超えていたり、とにかくあちらは何でもメチャクチャ高いということだ。　海外に留学する人が減っているのもうなずける。　反対に、海外からの旅行者が日本に大勢押し掛けてくるのは、そこに理由がある。　アホノミクスの円安政策で、海外の人たちにとって日本は物価がメチャクチャ安いのだ。　この、安倍のアホノミクス円安政策で日銀は気前よく緩和マネーをばらまき、日本の未来に大きな付けを残している。　景気をよくするために行ったアベノミクス異次元金融緩和が結局失敗して、安倍がドヤ顔でことあるごとに言っていた「まもなく全国つづうらうらに景気の好循環が…」なんて起きなかったのだ。　さあ、これから「真相の道」とかが一生かけてその付けを払っていくことになるのだが、覚悟はしてるかな？
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