5. 仁王像[2381] kG2JpJGc 2018年8月31日 20:10:16 : ctlXPiyKvs : PIn2YsBVr0I[1]
(頭脳知に振り回されず、身体知を確立/西野皓三)
無為自然を標榜した壮子は「真人の息は踵(きびす)を以ってし、衆人の息は喉(のど)を以ってす」と言いました。
真人とは真理を極める人…時代や状況に流されずに「絶対」を直感的につかむ達人を言います。…相対的な頭脳知に振り回されずにしっかりした身体知を確立した人、ということになります。
現代のように、万事せわしなく、落ち着きを失いがちなストレスの多い時代には、意識がいろいろなことに分散して、呼吸はどんどん浅くなる傾向にあります。
【出典】「真人の息」西野皓三/実業之日本社 ’95年
(補)
「頭脳知」とは、「前頭葉三寸知」と同義と思う。西野思想と高岡思想は良く似ていると思った。