[国際24] 偽装された普遍的価値 アメリカン・ドリームの崩壊(世相を斬る あいば達也) 赤かぶ
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肱雲[6] jW6JXw 2018年11月13日 15:27:21
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あいば達也氏の見解に、概ね賛同する者の一人である。世界覇権の実相を、金融資本のネットワークを相関させて、軽妙に分析していくあいば氏から、久し振りに溜飲の下がる思いをさせられた。グローバリズムの本質を見抜けず、米国の仕掛ける覇権主義を、トランプ政権の思惑にのみ焦点を当てた論説が横行する中、あいば氏は「普遍的価値」の誤謬に対し、踏み込んだ議論の必要性を唱道しようとしている。こうしたあいば氏に、共鳴する論者として、現在、急速に注目を集めているのが、神戸市外大名誉教授の村田邦夫氏だ。村田氏は、数多くの著書の中で、覇権システムが、歴史過程の変遷を通して、政治的・経済的諸ファクターの織り成す関係性が、ほぼ公式として形成されて来たとする。そして、そうした史的思考を念頭に置かぬ議論は、不毛な議論にしか過ぎぬと厳しく喝破する。あいば氏も村田邦夫氏の代表作、『21世紀の「日本」と「日本人」と「普遍主義」―「平和な民主主義」社会の実現のために「勝ち続けなきゃならない」世界とそこでの戦争–晃洋書房 2014刊』を一読されれば、より深化した論考に磨きがかかる事、間違いなしであろう。
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