2. 2016年12月09日 02:46:12 : sdV9fvdFbI : ODUi7CmccQU[1]
>01さんの説明のほうがわかりやすいね。数字もあるし。
投稿引用の森山 優氏の説明では、みんな性善説で、これじゃ困り者だ。これじゃまた戦争必然だよ。戦争犯罪人がみつからなくなっちまう。
>真珠湾の太平洋艦隊を壊滅させられ
こんなまぬけなことも平気で書いてるが、ベー空母はハワイから避難させてたんじゃなかったっけ?
インボーロン否定するために書いてんだね。陰謀なんか無かったモンってか。
開戦の政策決定過程うんぬんと東大の某たちも細かいことをサカンに書いてるが、それも不要とは言わないがわかりづらい。身売りさせられた者も慰安婦にさせられた者も選挙権さえ無かったものも一億総懺悔扱いさせられてしまう。
「終戦」過程と敗戦後の占領過程、この全体を見なければ、あの戦争が何だったのかは、わからないであろう。仕組んだ者どものこともわかるまい。
証拠があがっている。
原爆投下の時、何故空襲警報が取り消されあるいは発令さえされんかったのか?かつてNHKが動画にした。原爆投下の特殊任務機のコールサインが分析され警告されていたが軍上層部が握り潰した。原爆投下を受け入れることもまた裏の「終戦条件」だったのだ。また、大村に転配されていた紫電改部隊に迎撃命令はだされなかった。
敗戦が決定的になった時点ともなると、積極的に米軍に迎合する日本中枢部分がふくれあがる。戦後に戦犯訴追を免れるために戦中に迎合するのだ。
わざと負ける作戦、米中枢が命じる作戦、米軍の戦後支配に都合の良い作戦、これらを喜んでやるやつら、それを組織した中枢がいた。戦後になると、それはやむをえなかったなどと言っている。
愛国心に燃えた軍人と青年を一掃すること、
亜細亜のために戦うなどという(白人侵略者にとっては基地外の)熱血漢を一掃すること、
航空戦力、航空機・操縦士を一掃すること、
戦後帰国者を減少せしめること、
戦後の日本人が軍を憎むような「無謀な」作戦を遂行すること、
米軍に逆らう気力の起きぬよう象徴的な圧倒的戦力を日本人に示すこと、
戦後に赤化革命が起きないようにあらかじめ貧乏人の多い下町で人口を減らすこと・・・。
民主日本を作るため米軍と協力すること、そのものは優遇されること、
これらは全部遂行され実現されたではないか。
日本人の女も差し出された。
これらは単なる戦犯逃れではなくて、初めから首尾一貫していた。開戦のはじめから。
昭和初期の日米蜜月とはそういうもので、中国や満洲を卓上に乗せた蜜月であった。その担い手も育った時代だった。
森山 優(の文章では)
>日米間には戦争をしてまで解決しなければならない具体的な利害対立はなかった
否、決定的な対立があった。太平洋だ。米国資本にとって太平洋とは中国支配の一本道だ。ハワイ王国占領・侵略支配から中国支配への道に立ち塞がるのが軍事国家日本だった。その「大日本帝国」は満州帝国をでっち上げて蒋介石の黙認をとりつけようとしていた。満州の重工業化など欧米資本が入らない資本主義化」など認めたくないのだ。
このようにして、満州重工業化と蒋介石との和平・もって最終戦争に備えるなどという戦略は、米国資本の意向からして日本軍内部で引き摺り下ろされてしまうことになる。その意向に従って、満洲帝国域内残留・国力充実ではなく北京方面城内出撃であり、張作霖爆殺であり、北支軍閥争闘への介入であった。中国赤軍に欧米人も参加していたし、蒋介石の立場はなくなるわけで、日中戦争が作られていったのだ。
わけのわからない大陸浪人や出世主義者のチンピラに金と武器を与えればどうでも操縦できたのだろう。(今のISISと似てるかも。)軍と軍人と日本人が一つの戦略にのっとって動いていたのではなかった。日本人に一つの戦略が無かった。なぜなら日本の中枢がすでにそうだったからだ。満洲をどうするかについて一つの戦略があったわけではなく、亡者が勝手に跳梁する他方で、米国資本家との協調をはかろうとするも果たせず、じゃあ空気投げで?釣り野伏?で、蛙が腹膨らせて威張るなら自分の腹が裂けるまで吸わせてやれやとなって、それを日本人が実行したのが日本軍の侵略であり、蒋介石との間を裂くための諸工作であった。
この時の満洲奉天総領事が吉田茂だ。どういう資本家の意向で動いていたのだろうか?
〜〜〜
このように日本の地政学的位置は欧米資本にとって、中国支配をどうするかという問題だ。だから縊死腹死ん太郎の尖閣列島挑発も中国経済支配へ向けた某国勢力のプロローグだろうし、中国の一部の反日暴動扇動もその呼応の谺だろう。
「ばかげた」12・8真珠湾攻撃とは、じつに現代の課題だ。いつまでも「ばかげた」ですましている者こそがばかげているのだ。
現代の中国人と日本人がどう解くのか、仕組まれつつある日中戦争課題をどう解くのか。日本人はまた走狗として触媒として使われるだろうか、拒否できるだろうか。ふんばれるだろうか。