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O2KrJpIpius コメント履歴 No: 100000
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[政治・選挙・NHK255] 世論調査と称するプロパガンダ報道を止めろ。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
28. 日高見連邦共和国[11664] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 07:05:34 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[1]
続けます。

>>06氏 の仰られることは『数学』あるいは『統計学的』には間違っていません。

ですが、統計学を元にした『世論調査(分析)』を行う場合には、“間違い”なのです。

い、正確に言うと、“実際の分布(分散)”を充分に考慮しなくては間違い得るのです。

その論考を進めましょう。

*****

まず、『コイントス』や『サイコロ』による“出目確立”の問題。

統計学(数学)的には、“ランダムなコイントスや出目”と簡単に言って『前提条件』してオシマイですが
リアル(現実の事象)を捉える場合、そもそも“ランダム”で“公平”な行為(結果)なんて有り得ない。

例えば、コイントスやサイコロを振ると言う『実験』を行った場合を考察しましょう。

無限にその実験を繰り返せば、サイコロの両面の出る確率は無限に『1/2』に近ずく。
サイコロの出目も無限に『1/6』に近ずく。でも厳密に『1/2』にはならない。
特にコインの場合は、コイン自体の厚みが有りますから、『立ってしまう』可能性がある。
いいでしょう。コインやサイコロが(角)で立つ(出目が出ない)可能性は除去しましょう。
数学的に可能で、さすれば、無限回数の結果、出目は『1/2』、『1/6』に収斂されます。

でも、繰り返しますが、それは『計算上の仮定と数式の結果』であり、現実には即しません。

現実でのコイントすを再考してみましょう。

現実の物体は必ず、形状や重心の偏りがあるので、コイントスの出目は物理的に完全に均等ではない。

また、ランダムな出目を確保するには、コイントスの際の公平さ(ランダムさ)を担保しなければなりません。

ある程度の高さの所から、掌の中でコインを上下左右に揺らし、そのまま落下させる。

少なくともこの程度の配慮をしなければ、コイントスの出目のランダムさは確保できません。

コインを落とすとき、ある一面だけを固定して落下させたら、出目はランダムさを失います。

そのランダムさを失う度合いは、まず落下距離(高さ)が低くなればなるほど高くなるでしょう。

また、コインが落ちる面が机程度の平滑度と硬さを持っていれば、反発して跳ねますが、
低反発ウレタンのような素材であったならば、落としたままの面が固定される確率が高まる。

かように、数学的仮定(計算)では拘束できない諸問題が現実の実験、ひいては世論調査
のような『社会の実態調査』にはついて回るんだ、という認識が不可欠になるのです。

さらに意地悪な仮定をしてみましょう。

コインを落とす先が、毛先の長く硬い人工芝であった場合、コインが『縦になる(毛足に挟まる)』
可能性が高まります。その場合、『裏・表・縦』という『3つの出目)にちゃんと分解するか、
あるいは、刺さったコインがドチラかに傾いている傾向を見て『表・裏判定』をしちゃうのか
・・・もう、こうなると、数学的な統計論や実験の客観性の担保の話しの範疇外になっちゃいますよね。

これは、コイントスだけではなく、サイコロの出目にもまったく同じことが言えるのです。

確立を論じる数学(計算)や『統計学』では、こんな前提(議論)は、全くナンセンスでしょう。

ですが、現実での、その中でも特に人間の『心(判断)』が介在する場合の“調査”に関しては
上の論考を無視して『出て来た数字だけを客観視』して論じるのは大いなる間違いだと指摘します。

*****

例えば、コインを落とす先が『毛足の長い人工芝』の喩えは、民意における『内閣支持率』に適用されます。

コインが刺さったのケースが、内閣支持率という質問で言うと『分からない・判断できない』に相当します。

そしてその際、コインのどっちかへの僅かな傾きで以て『裏・表判定』するという行為は
世論調査の質問の際の『聞き返し』に当たるでしょう。『あえて判断すればどちらですか』と。

私が世論調査を評価する上で大事だと繰り返している点『中間意見の尊重』というお話しです。

現実の世論調査の実施の際の公平性の担保や結果の客観性の評価は、机上の計算では推し量れない。

少なくとも、ここで語ったような諸問題があることをちゃんと理解したうえく世論調査を実施し、
公平性と客観性を担保すべき『どう努力するか』が求められるの筈なのに、現状の世論調査媒体
にはそのような論理性、倫理性、科学性が“一切欠如している”と言わざるを得ないのです。

コインの落とし方、落とす高さ、落とす先の面の設定、中間の出目への評価・判断・・・。
世論調査の場合これらの公平性が客観的に担保されない時『バイアス』と言われるのです。

さて、如何でしょうか。

これでも『世論調査』が、統計学のロジックをそのまま当てはめて良いと判断できますかや?

これが、問題提起の“その1”です。


http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/155.html#c28

[政治・選挙・NHK255] 世論調査と称するプロパガンダ報道を止めろ。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
29. 日高見連邦共和国[11665] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 07:28:51 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[2]
次に“問題提起その2”です。

世論調査と言い、品質管理と言い、統計学を元にした何がしかの調査・分析を行う場合、
調査対象の母集団が、調査したい項目に関してそのような『分布(分散)』をsているのか
を把握することが、まず第一優先になるのは言うまでもありません。対象が、テストの点数や
品質管理である場合、客観的は数値(データ)が出ますから、中央値や偏差を評価できます。

『内閣支持率』のような最も単純な質問であった場合、『YES/NO』に2拓に、
又は精々『分からない/答えない』の3拓に収斂されるのが今行われている調査です。

その場合、分散も分布もないでしょう。横軸に2マス又は3マスの欄があり、そこに回答の棒が伸びる。

・・・いや、本当にそうなんですか?(笑)

これは以前、『22A』さんと色々議論した点でもあります。

その議論の後に思ったのですが、このような政治意識調査、特に内閣支持率のようなごく単純な質問
の場合、分散・分布を取るべき横軸は『その質問に積極的に回答できるか否か』って数値を当てる
べきではないか、と思い至ったのです。多分、かなり『正規分布』に近い結果が得られるでしょう。

その、調査の裏側の人間心理の働きの結果として『内閣支持率の回答』という結果が得られるのであって
コイントス的な『単純で客観的な確率論』で論じる事は決してできないのが『世論調査』だと思うのです。

如何ですか?

まだ続けますヨ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/155.html#c29

[政治・選挙・NHK255] 天皇陛下がお言葉「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵」 : 国民も日米安保と米軍基地に感謝を 真相の道
1. 日高見連邦共和国[11666] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 12:20:36 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[3]
アホか、うんこの道!陛下のお言葉の裏には、安倍(を操る世界的な戦争屋)によって
もたらされる、平成の次の年号での『平和ではない世界』への危惧があるんだろうがよ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/370.html#c1
[政治・選挙・NHK255] ネトウヨは何が楽しくて毎日過ごしているのだろうか?   赤かぶ
5. 日高見連邦共和国[11667] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 12:25:26 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[4]
うん、真相の道、オマエの事だぞ!?(笑)

http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/368.html#c5
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19. 日高見連邦共和国[11668] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 12:27:32 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[5]
>>17 うんこの道

そこのコメントで“爆笑ポイント”なんてないぞ?

ネトウヨ界なら通用するのか、ソレ?(笑)

http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/342.html#c19

[政治・選挙・NHK255] 世論調査と称するプロパガンダ報道を止めろ。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
30. 日高見連邦共和国[11669] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年12月23日 13:10:04 : 0z1HrMn5Oc : O2KrJpIpius[6]
さらに“問題提起その3”です。

果たして、世論調査による回答は『正規分布』を取っているのでしょうか?

いや、それがどのような分布を取っているかは問題では無く、調査する側が
調べようとする対象の分布や分散を“理解しないで”、統計学の有りもしない
リアルに対する“客観性”を盾に『サンプル数を決めている』ことが問題です。

品質管理に統計を用いる実務をした事がある方ならご理解できるでしょうが、
調査する対象(母集団)が、管理したいデータに対してどのような分布を持って
いるのかを理解しないで、まともな調査分析など出来る謂れがありません。

例えば、『内閣支持率』のような極めて単純な設問に対する回答はどのような
分布を取るでしょう。横軸の左側には『支持する』、そして右側に『支持しない』
が来るのが単純な考えなのでしょうが、では『分からない』、『判断できない』、
『答えない(答えたくない)』はこの軸の何処に入りますか?テストの点数や
サイコロの出目のように、単純にプロットできるもので無いことは明々白々です。

そこで先ほど言った言葉に繋がります。

>>29
>分布を取るべき横軸は『その質問に積極的に回答できるか否か』って数値を当てるべき

その考え方を元に考察を進めると、横軸の真ん中に『分からない(政治なんて興味関心ない)』
があり、その左右の両側に『関心はあり、考えてみているが回答が見いだせない』が来る。

そうなると、最初に言った『その質問に積極的に回答できるか否か』の定義は、
単純に軸の左端から右端に変化するのではなく、真中を中心に2分割されて、
その中央線が『積極的に回答できない』、左右に向かって『積極的に回答できる』
という軸定義に変換されます。これを整理するために改めて書き出すと・・・

@右側のゾーンは、左から右に向けて『積極的に回答できる(強い支持)』
A左側のゾーンは、右から左に向けて『積極的に回答できる(強い不支持)』

・・・となり、初めてこれで、調査回答が連続的な分布を見せてくれるのです。

*****

以上の定義から、『内閣支持率』の回答の分布を推測すると、多少いびつではあるが
かなり『正規分布』に近い曲線が現れると想像されます。ですがその分布を『単一の母集団』
として取り扱っていいのかどうか、とう話しです。私は断言しますが、“出来ません”。

言葉を変えて繰り返します。単一で単純な母集団では“ありません”。

どういう事でしょうか。『母集団』、ここでいう全国民(有権者)は、大っきく分けて
3つの属性に分けられます。@自民党支持層(保守層)、A自民党非支持層、B無党派層、です。
(本当はもっと細かく分けるべきですが、模式図的考察の為に論考を単純化させまる)

すると、@の層は、上で規定した分布に足しては『右側にピークを持ち、左側に長い裾野を引く分布』
となるでしょう。逆にAに層は、@の鏡像体、中心線を軸にしたまったく逆の傾向を持った分布を
取ります。そしてBの層は、中心軸にピークを持つ、左右に裾野の短い『正規分布』のような
分布を取る事でしょう。そしてその3つの層を合一させたとき、まるで『正規分布』のような
分布が現れるのです。でもそれは“疑似的”な分布であり、分布の真理を表現してはいません。

さて、その分布(母集団)に対して、あるサンプリングによって調査を図ろうとします。

本当に“無作為サンプリング”が出来るのであれば、誰も文句は言いません。

ところが、調査方法、調査する時間、質問内容(方法)によって、結果的に
全体の正規分布を構成する特定の集団(例えば上で言った@=自民党支持層)
に比重の偏ったサンプリングが実施され、それが全体を代表する“世論”と
されているのが現在の『世論調査だ』と言わざるを得ない現状なのです。

恐らく、>>06氏 のような、頭が良くて、統計学をよく理解した方などは、
このような私の論考を『ふんっ!』と鼻で笑って取り合わない事でしょうね。

それこそが、統計学が『衆偶像操作』となり得る理由のひとつであり、バカではなく
知能の高い方々こそがそ“支配層の術中”に嵌てしまう結果を招いてしまうのです。

続けます。



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/155.html#c30

   

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