1. 2018年5月06日 18:37:57 : PMFjq86Yrg : nZrJgmdYJvA[1]
投稿記事の筆者に同感。これはホント、素晴らしい、感動的な映画。2018年はまだ半分にも満たないが、ことしのナンバーワン映画に推したい。
最初のうちは笑い転げる。でも、徐々に徐々に…。でも、変に重たくない。深刻なストーリーでもない。でも、徐々に、徐々に…。
でも、韓流のハンサムな俳優は出て来ない。
でも、韓国はすごい。あの残酷で残忍な光州事件をテーマにしたこんな映画を作ってしまうなんて。
ネタバレはまずいが、民主化を求める市民、学生のデモを、軍事独裁政権の兵隊たちは銃撃して殺す。
80年に光州で起こった実際の出来事。光州はソウルから離れた場所。高速道路は軍隊によって閉鎖されている。
東京に赴任していたドイツの特派員が身分を偽って取材に向かう。でも、光州に向かう足がないから、ソウルのタクシー運転手を雇う。
光州のメディアはこの事件を報道しない。独裁者の悪辣さを伝えない。テレビは惨劇の映像を流さない。むしろ、市民、学生たちが悪役になり、警備の警官が殺されたと報じる。
いまの時代の日本メディアがお得意のフェイクニュース。
血を流して勝ち取った民主主義だから、韓国の民主主義は強いと思わずうなってしまう。
日本では…とは考えまい。民主主義を望む日本の意識も残念ながら、韓国ほど高くない。
でも、仮に…。国会議事堂前で起きた日本の市民、学生のデモを日本の警察、自衛隊が銃撃して殺す…。あってはならない。