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NYzyyRBtzR0 コメント履歴 No: 100000
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[経世済民125] 日本の労働生産性(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
3. 2017疾風[111] glGCT4JQglaOvpWX 2017年12月24日 10:04:44 : r1tEnkgPoo : NYzyyRBtzR0[1]
言いにくいことを敢えて言うと、日本の労働生産性が低いのは民間企業の管理職のレベルが低い事が原因だと思います。私の知人で長年、複数の大企業で働いてきた人がいますが、その話によると信じられないほどお粗末な管理職が信じられないほど多いそうです。子供のように責任感が薄弱で、判断力の無い人達が絶対多数を占めていると言っていました。長時間労働で勉強する時間もないから全然進歩もない。仕事を処理する能力もなければ管理職としての能力も無く、部下の人望もないーという管理職が多すぎるということです。低能な管理職というのは自分を追い抜く恐れのある優秀な人材は活用しようとはせず排除しようとしますから生産性が上がるはずはないのです。「出る杭は打たれる」という昔からある悪しき日本の文化ですね。
電車の中の広告を見ると有名な広告会社が作っているのでしょうが、素人でももっとましなものができるだろうというレベルのものが少なくないですよね。昔の方が良い広告が多かったように思います。あれを見ても日本の大会社のレベルが分かると思います。

http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/168.html#c3
[経世済民125] 日本の労働生産性(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
5. 2017疾風[112] glGCT4JQglaOvpWX 2017年12月24日 13:13:32 : r1tEnkgPoo : NYzyyRBtzR0[2]
六百円で組織をトップレベルに生まれ変わらせることが可能。
六百円とは下記の書籍の値段です。

一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術―アメリカ海軍に学ぶ「最強チーム」のつくり方 (マイケル・アブラショフ著 吉越浩一郎訳・三笠書房)より

この本は海軍で一番下のダメ軍艦というレッテルを貼られていた駆逐艦ベンフォルドに着任したマイケル・アブラショフ艦長が同じスタッフ構成のままで、短期間に「全米一」と評価されるほど優秀な艦に生まれ変わらせた方法が語られています。後に国防長官の軍事担当補佐に選ばれたことや、軍人事局で大西洋艦隊のすべての艦の士官を任命する職に就いていたことからも海軍がアブラショフへ寄せる信頼がいかに大きいものであったかがわかります。

駆逐艦ベンフォルドが海軍一の優秀艦と評価された主な証拠としては次のようなものがあります。
□著者がベンフォルドに着任してから1ヵ年で、リストラなどいっさい行わずに、前年の75パーセントの予算ですべての任務を遂行した。これは艦長である著者が「経費削減」の号令を発したからではなく、部下達がそれまでのやり方にとらわれることなく、合理的でよりよい方法を考え出したためだった。
□装備の故障率を前年の75パーセントから24パーセントまで下げた。
□砲撃訓練では太平洋艦隊の歴史において史上最高の成績をおさめた。
□部下の昇進率は海軍全体の平均の二倍であった。

アブラショフ艦長は部下に対して「何をするにも必ずもっとよい方法があると考えよ」と呼びかけて、つねに部下に「きみがしている仕事に、もっとよいやり方はないかね?」と聞いて回ったのであるが、その結果、思いもしなかった画期的なアイディアを部下達が提案してくることがしばしばあった。「どうしてそういうやり方をしなければならないのか。もっとよい方法はないのか」と尋ねると、彼らは必ず期待に答え、よりよい方法を探し出してきた。彼らの中には独創的な戦術さえも考えだす者もありアブラショフを驚かせました。
日本の管理職なんか見ていると能力の低い管理職ほど積極的に部下のアイデイアを活用しようとしないで、できもしないくせに何でもかんでも自分一人でやりたがりますよね。何でああいうのをいつまでも管理職として使っているのか不思議だけれどその上司にとって直属の部下が自分より低能だと安心なんでしょうね。会社全体のことよりも自分の地位のほうが全然重要なんだろうけど、プライドとか責任感は感じないのかよと思ってしまいますね

アブラショフ艦長は「とくに若い部下たちが、聡明かつ有能であることに驚いた。すばらしいアイデイアにあふれているのに、今まで誰も耳を傾けないがために日の目を見ていなかった」ので「部下が持っている艦の活動を改善するためのアイデイアを、すべて集めることこそ自分の仕事だと考えた」。

「優れたリーダーシップを発揮するには、自分のプライドよりもチームを優先させなければならないのだが、それができないリーダーは多い」−実例としてアブラショフは次のようなエピソードを揚げている。
「第二次大戦以来、あるいはそれ以前から、海軍は見苦しい布でできた、防水や保温の役目を果たさない悪天候用のジャケットを支給している。部下たちにとっては、着るだけで憂鬱になるような代物だ。ある日、船舶用品の店を見ていたある部下が、民間用に売られている高性能で見た目もよいジャケットを見つけた。青の立派なデザインで、光を反射するストライプの柄が入り、水に沈まないように浮揚装置がついていた。彼はすぐさま私にそのことを報告してくれた。海軍のジャケットは一着150ドルだが、その市販品は90ドルで、あらゆる点で優れていた。実際に保温や 防水の機能があり、浮揚装置もあるので、海軍の支給品よりも安全だった。おまけとして、背中に『ベンフォルド』と文字を入れることもできると言う。より安くていいものであることは間違いない。
『いいアイデイアだ。購入しよう』と私は言った。
私は艦の名義のクレジットカードで三一○着のジャケットを買って、それをすべての部下に配布した。全員が見違えるほどスマートで格好よくなった。
翌日、別の艦の乗組員が、われわれが着ているジャケットを目にした。三〇分後、その艦の士官が私に歩み寄ってきて、こう言った。『われわれの艦長が、あなた方にそのジャケットを着ることをやめるように求めています』
『本当か?どうしたんだ?』私は尋ねた。
『われわれの艦で“反乱”が起こりかけましたーわれわれの乗組員も、同じジャケットを欲しがっているのです』
私は彼に『あなたの艦長の命令は違法だと思う』と伝え、命令に従うことを拒んだ。『もし彼が強く主張するなら、私は喜んで将軍のオフィスへ行って、すぐにでも軍法会議を受け入れる』とまで言った・・・・・その士官は私の言葉を持ち帰り、三〇後に新しい指示を持って戻ってきた。『そのジャケットを着てもさしつかえないそうです』
その艦はこのジャケットを買うこともできたがそうしなかった。そのうちに、いわゆる“ベンフォルド・ジャケット”は大流行し、小艦隊の司令官が自分の部下にある他の五隻の艦のために、そのジャケットを購入した。私に難癖をつけた艦長は苦々しい気持ちで見守っていたことだろう。
嫉妬やねたみは強い感情で、それにしたがって行動すれば深刻な問題を生み出しかねない。指導者はつねにそういう感情に注意していなければならない。嫉妬深い指揮官は往々にして自分の部下を抑えつけるような行動を取ってしまうからだ。他のリーダーが成功したときには、その成功から素直に学ぶことーそれが自分の部下のプラスになる場合はなおさらである」



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