2. 2017年7月23日 10:37:33 : RwFzzjuSDI : nY90rPOjnvQ[1]
厳密には正確ではないです。私は英語よりドイツ語(フランス語)が好きなので間違っているかもしれんが、例の小委員会の件で見れば動画と議事録をみても、さすがに「改憲しろ」などとは一言も言っていません。
シャーマンが言ったのは尖閣ではなく、南沙諸島の問題です。南沙諸島には日本と韓国のタンカーが通過するのに、日本はカネを出してディフェンスしようとしない。アメリカの石油でもないのに、なんでアメリカが巨額の軍事費を出して守らないといけないのか。それから911以降アメリカはアフガンで血を流し、NATOもGDP2%の軍事費を出しているところもあれば、軍隊を出して一緒に戦っているところもある。日本は憲法の制約でなにも出来ないというばかりだ。こんな調子。
こういう意見は昔からアメリカ(議員)では珍しいわけではない。リベラルかどうかは関係なく。シャーマンは特に尖閣問題も、日本と中国の争いにアメリカが巨額の防衛費をかけて加担する必要はないという考えの持ち主のようです。古森らも当初は尖閣に関与したがらない議員としてみていたのだろうとは想像がつく。
ただしネオコンではないです。これまでネオコンを汚い言葉で罵倒しているし、どちらかといえばトランプらと一緒で防衛費増額を押し付けてくるタイプで、リベラルとも共通項があるとすれば、アメリカ軍は巨費をかけて海外展開すべきではないという点かもしれない。
ただし防衛費の増額が憲法によるものではないとは一応認識しているので、阻害している要因は憲法ではなく法律で
「That is by law. That is not their constitution. We have a law that we spend only so much for defense, but we change
that every year.」としたうえで「 And they could spend more.」 と言っている。
そのあとに発言したローラバッカー氏が、安倍首相と偉大な仲間たちが憲法上の問題を解決しようとしていると述べています。というわけで、ひたすら安倍の改憲案を賛美しているのは共和党のダナ・ローラバッカーで、シャーマンはひたすらカネカネカネ、Taxがどうたらと言っています。似たり寄ったりかもしれんが、シャーマンの場合は戦闘機買えだの言っているトランプらと同程度の知識しかないと言った方がいいかもしれない。いつも思うのだが、太平洋に面しているというだけで、なんかカリフォルニアの人は無理やり日本ツウにさせられているような気もします。
日本に理解の深いアメリカ人は本当に少ないし、一方ではテキサスなんとかだの、ケントなんちゃらだのばかりが日本でも注目されておさむい限り。
ところで、このローラバッカーを親友だと公言しているのは幸福実現党の人がいます。中国の臓器狩りだか知りませんが、こういう人らとオトモダチになった共和米国議員がアジア小委員会でひたすら安倍改憲を賛美しているのに、古森氏にはそれがアメリカのリベラルにみえるらしい。
米国で一番の私の親友、ダナ・ローラバッカーが、現在、国務長官候補に急浮上してきました。あえば直道のBLOGより (理想国家日本の条件、自立国家日本)
2016年12月07日 00時00分00秒 | 拡散記事・報道、
http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/470.html#c2