214. 2019年1月11日 12:00:05 : LLTn6UOxAk : Nu5yohgtCZ8[1]
▼ローラ辺野古発言の波紋 安倍政治に口をつぐむ異様な国
▼坂本龍一氏「ローラさんが署名を呼びかけていましたが、偉いですよね」
▼日本の有名人が現政権に批判的な言動をすると、“政治的”と問題視される
▼安倍政権をヨイショするタレントの発言だって政治的なのに、そちらは決して攻撃されない
▼民主主義国家とは思えない異様な言論状況の元凶が、政権の意向を忖度する大メディア
▼NHKもそろそろ公共放送の看板を下ろして“政権放送”と認めてはどうか
▼恐ろしいのは、国民が安倍政権の嘘や暴力政治に慣れ、マヒしていること
▼メディアも言論活動を放棄してしまったこの国は、もはや“民主主義のフリ”をしているだけ
▼権力の横暴に声をあげる芸能人を排除するスポンサーとメディアの醜悪
▼現政権を擁護する「政治的発言」はまったく騒動にはならない
▼現政権への批判につながる言動だけが「政治的」だと槍玉に挙げられている
ローラ辺野古発言の波紋 安倍政治に口をつぐむ異様な国|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245143
<土砂投入が始まって、SNSでは停止を求める署名が広がりました。タレントのローラさんが署名を呼びかけていましたが、偉いですよね。日本では「袋だたき」に遭うのが怖くて口をつぐむ人も多い>
9日の朝日新聞社会面に載った音楽家・坂本龍一氏の言葉だ。辺野古への土砂投入など、沖縄をテーマにしたインタビューで、国家の暴力に異を唱えることについて、坂本氏はこう続ける。
<米国では、国民の半分近くはトランプ大統領支持ですから、バッシングは日本の比ではない。それでも芸能人やスポーツ選手が政治的な発言をすることが当たり前です。立場を表明しない人はかえって愚かだと相手にされません>
■政権批判の発言だけが叩かれる
「辺野古工事反対の請願署名には、世界的ロックバンド『クイーン』のブライアン・メイ氏もツイッター協力を呼びかけましたが、ローラさんに対して脅迫めいたことを言っていた人たちも、彼には『政治的発言をするな』と噛みつかない。イビツなダブルスタンダードの上に成り立ったバッシングであり、日本の有名人が現政権に批判的な言動をすると、“政治的”と問題視される。安倍政権をヨイショするタレントの発言だって政治的なのに、そちらは決して攻撃されないのです。
現政権が進めることに異を唱えた途端にやり玉に挙げられる。本来なら、そういう言論弾圧には毅然と対峙し、自由な発言を守るべきメディアが腰砕けだから、どうしようもありません」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)
政権にとって不都合な“政治的発言”をすると、「芸能活動に影響が出ないといいが……」と心配するフリをするが、それ自体が同調圧力となって発言者を追い込んでいく。中立や公平を持ち出して、テレビ番組にも呼ばなくなる。それが大メディアのやり方だ。
■政府のフェイク垂れ流しに協力するメディアの罪
「およそ民主主義国家とは思えない異様な言論状況の元凶が、政権の意向を忖度する大メディアです。安倍首相がデタラメ答弁を繰り返す国会審議はマトモに報じないのに、辺野古湾への土砂投入は生中継して基地新設を既成事実化したい政府をアシストする。政府がおかしなことをすれば糾弾するのが当たり前なのに、大メディアが共犯者になって政権を守っている。とりわけひどいのがNHKで、国民から税金のように受信料を徴収しておいて、政府の言い分をそのまま垂れ流す広報機関になり下がっています。多くの国民はNHKが嘘を流すはずがないと信じているから、コロッとだまされてしまう。そこが問題です。この国のメディアが真実を伝える役割を放棄したために、嘘にまみれた安倍政権が6年も続き、やりたい放題を続けているのです」(政治評論家・本澤二郎氏)
NHKもそろそろ公共放送の看板を下ろして“政権放送”と認めてはどうか。くだんの「日曜討論」の安倍放言は事前収録だった。ファクトチェックする時間はあったはずなのだ。嘘だと気付かなかったのか、分かっていてフェイクニュースに加担したのか。
■当たり前の批判が「勇敢」とされる異常
メディアが批判しないから、言ったもん勝ちのフェイクがまかり通ってしまう。批判すれば政権支持者から袋叩きにされるから、誰もが口をつぐんでしまう。恐ろしいのは、国民が安倍政権の嘘や暴力政治に慣れ、マヒしていることです。
どんな横暴を働いても唯々諾々と従い、批判する人を叩く風潮が横行している。こうやって、民主主義は切り崩されていくのです。メディアも言論活動を放棄してしまったこの国は、もはや“民主主義のフリ”をしているだけ。厚顔無恥に権力を振りかざし、正論が通用しないトップに対し、心ある国民はどう対処すべきか、真剣に考えなければなりません」(五野井郁夫氏=前出)
これでは、嘘とゴマカシ答弁でアリバイ的に日程を消化し、強行採決が当たり前という国会軽視が常態化するのは当然という気がしてくる。民意をナメているから、国会を愚弄し、辺野古への土砂投入も問題なし、サンゴ移植の嘘も問題なし。そんな暴力政治への批判をつぶやくのは一国民として当たり前の感覚なのに、それが“勇敢”なんて言われてしまうことが、この国の異様さを物語っている。
<「沖縄」を考える 土砂投入>「袋だたき」気にせず発言続ける 坂本龍一さん 「ローラさんが署名呼びかけ、偉いですよね」 赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/896.html
ウーマン村本が“干され”経験を告白! ローラ、水原希子…権力の横暴に声をあげる芸能人を排除するスポンサーとメディアの醜悪|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2019/01/post-4479.html
映画『ボヘミアン・ラプソディ』も大ヒットしているクイーンのブライアン・メイが辺野古の埋め立て工事の一時中止を求めるホワイトハウスへの請願署名をSNSで呼びかけた件が大きな話題を呼んでいる。署名も昨日には20万筆を超えたが、いまのところ、ローラのときのように「ブライアン・メイは批判も覚悟して政治的発言すべき」などと糾弾しているコメンテーターはいない。
それどころか、ローラの一件を機に、日本の芸能人がいかに政治的発言をめぐって圧力に晒されているかがあきらかになりつつある。
■差別に抗議した水原希子のCMが終了する一方、松本人志の政権擁護はスルーされる
松本人志や小籔千豊、つるの剛士らが現政権を擁護する「政治的発言」はまったく騒動にはならない一方で、「きれいな海を守りたい」と署名を呼びかけただけのローラや、ヘイト攻撃に対抗した水原はこれほどに問題視される。ようするに、攻撃的なネトウヨを敵に回すことや、ローラや村本のように現政権への批判につながる言動だけが「政治的」だと槍玉に挙げられているにすぎないのである。
政権批判だけが「政治的発言」として問題化し、芸能人が仕事から降ろされるという、この歪な現状──。しかし、この流れに真っ向から勝負を挑んだ人物がいる。それが、村本大輔だ。
■村本大輔は“「CM降ろす」発言は芸能人以外のリベラルな声をも抑圧”と喝破
「言論の自由」は権力擁護だけに限られている現状と、高須院長の「CMを降ろす」という発言が政権批判を封殺するためのものでしかないことを喝破し、自由な発言をつづけていくことを堂々と宣言した村本。リベラルな意見を述べること、政権を批判することのリスクを重々承知しながらも、脅しには屈さないとあらためて表明した村本には拍手を送るしかないが、本来、こうした気概はメディアこそがもつべきもの。だが、大手メディアはこぞってローラの言動を「いかがなものか」と取り上げ、村本を排除しようとするだけだ。
この民主主義国家とは到底思えない冷え冷えとした言論状況は、一体いつまでつづくのだろうか。これ以上、権力の横暴にNOの声をあげる芸能人が排除されることがないよう、より一層メディアの動きを注視し排除の動きには声をあげていかなければならない。
AIが武器、フェイクニュースに挑む新興企業 - WSJ
https://jp.wsj.com/articles/SB11480391101617833317904585052222177267534
人工知能(AI)を活用してフェイクニュースや誤った情報の拡散を抑えようとしているハイテク新興企業は幾つかある。
ソーシャルネットワークやコンテンツ配信企業に対し、ネットワーク上のヘイトスピーチや誤情報について責任を持つよう求める圧力が高まっている。
より強力な形のAIの登場を受けて、もっともらしい合成画像や動画の作成が簡単になることから、フェイクニュースをめぐる課題は増えるとみられる。
マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピューター科学・人工知能研究所のラミー・ベーリー氏は、フェイクニュースの問題は「解決可能だ」と語る。
■アルゴリズムに頼る
英新興企業ファクトマータはアルゴリズムを開発し、ヘイトスピーチや攻撃的なコンテンツ、プロパガンダ、極度にバイアスのかかったコンテンツ、フェイクニュース、クリックベイトの特定に使っている。
ファクトマータは疑わしいコンテンツの横にデジタル広告が表示されないようにするサービスを有料で提供している。
同社ではアルゴリズムによって疑わしいと判断されたコンテンツをジャーナリストのグループが再確認するプロセスを取り入れている。
偽のコンテンツのほか、有害または威嚇的とみられる極度に偏ったコンテンツや言語を除外できる。
一方、カナダの新興企業ネクサロジーは、ネット上でブランドを管理したい企業のためにソーシャルメディアを分析し、悪影響を及ぼしかねないコンテンツを特定する。
■人間の分析に頼る
コートTVの共同創業者スティーブン・ブリル氏とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の元発行人ゴードン・クロビッツ氏が率いるニュースガード・テクノロジーズでは、50人のスタッフが9項目の基準に基づいてウェブサイトを分析・評価している。各記事を分析して本物か偽物かを見極めるのではなく、各サイトを深く分析し、信頼できるかどうかを判断して評価する。
クロビッツ氏によれば、ニュースガードのアナリストたちがサイトについて調べるのは記事だけでなく、そのオーナーや公的な記録、納税記録にも及ぶ。「アルゴリズムにはそれができない」という。
「このままで良いか?」元沖縄タイムス記者の言葉の意味|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245020
屋良氏は沖縄の基地問題にとどまらず、アメリカ軍の戦略にも精通している。当選すれば基地問題にとどまらず、日本の安全保障に取り組むことは可能だろう。
ただ、ジャーナリストが選挙に出るのは並大抵の覚悟ではない。落選したら元の職業に戻るとはならないからだ。
「でもさ、このままで良いか? 地位協定だってこのままじゃいかんさ」
社説[不参加表明3市に]自治体は主体的判断を | 社説 | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369384
沖縄の将来に責任を持つのであれば、県民投票で態度を鮮明にすべきだ。
政府・自民党サイドから県民投票に参加しないよう何らかの圧力がかかっているのでは、と疑わざるを得ない。
玉城知事は県民投票の意義を真(しん)摯(し)に訴え、説得に努めてもらいたい。と同時に、あらゆる事態を想定した対応を急ぐべきだ。
沖縄県民投票、全県は困難視 県に妙案なし 県政与党「穴あき実施も…」 | 沖縄タイムス+プラス プレミアム | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369990
沖縄県民投票:県、不参加への対応を想定 条例は変えない方針 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369917
県民投票実現へ、沖縄市長に抗議 15日に集会 | 沖縄タイムス+プラス プレミアム | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/369387
県民投票・首長抵抗 迫る期限 政局の様相 県政与党の判断 焦点 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858785.html
県民投票 全市町村で/「沖縄 歴史的にも重い投票権」/デニー知事、宮古島市長に実施要請
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-01-10/2019011001_04_1.html
県民投票 糸満市が実施へ/市議会予算再議 議長裁決 可決
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-01-09/2019010901_03_1.html
「誰からのレクチャー?」玉城デニー氏投稿の“絶妙な2行”|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245183
厚労省にまたも偽装発覚 04年から勤労統計を“手抜き調査”|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245078
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c214