5. 2017年7月01日 07:49:17 : zvZZ4HHtyk : nHrxn6C9YWU[1]
さんずいだね。
有田よしふが加計学園問題の核心は汚職(さんずい)だと自民党の古参議員から聞いたことをツイッターで書いていたが、そのときは誰がそれにあたるのか明らかにしなかったので安倍のことなのかな?とぼんやり考えていたが、下村のことだったのかと文春の記事を読んで納得できた。
加計からの2年に渡る計200万の政治献金は、いずれも下村が文科大臣のときのものである。
安倍昭恵と下村博文の妻が二人そろって加計学園の運営する幼稚園の名誉校長を務めていたことは、森友学園の闇が報じられてきた経過の中で付属的ながら、加計にも政治家の身内が役職に就いていたことは早いうちから知られてきた情報である。
このスキャンダルを報じた週刊文春の記事によれば、都議選の応援演説の最中に文春記者に政治資金規正法不記載の200万(20万以上の金額、パーティー券の場合を受け取りながら中身について報告していない)を名簿のコピーとともに突きつけられた下村博文は、顔色が変わるととたんに取り乱し「知らない貰ってない」の一点張りと選挙妨害を繰り返し言ったようだ。
文春の記事が木曜日に出ることを知ると突如、記者会見をセッティングして、付け焼刃としか見えない11人の金をまとめて加計学園側の秘書室長が一人で持ってきたという説明にならない説明に終始した。
11人の個人(企業含む)から預かった計200万だから、報告書に記載する必要はないという外形的な正当性を訴えようとしたが、それなら遡ってその時点でそう収支報告書に記載しておけばいいはずである。
苦しいイイワケ以外に、下村の言い分を信用できる理由がみつからないことは郷原ブログにあるとおりである。
文春はぜひ追撃第二弾、いや三弾を投じてもらいたい。
もちろんそれを隠したうえで下村側の反応を見て、新たな記事を投下することは当然のことだろう。
安倍政権の力は日に日に落ちている。
検察や警察が権力の恣意的な視線を忖度して、共謀罪とバーターで政権には慎重な態度を取り続ける現状もいつまで続くかわからなくなってきた。
検察が動くか動かないか、分水嶺である。