19. taked4700[6818] dGFrZWQ0NzAw 2018年2月10日 15:22:12 : 6BkRrUqlbU : Nfqs3wRfXo0[1]
>>18
>23日噴火で空いた火口に噴煙も熱もない? これは、ありえん。
>地面の温度上昇しない噴火があるかよ
あります。特に水蒸気噴火はこういった例が多いはずです。メカニズムは次のようなものです。
1.地下数Kから10キロ程度の深さにあるマグマだまりに対する周囲の岩盤からの圧力が変動する。多くは圧力上昇のはず。
2.岩盤の亀裂からマグマが少しだけ上昇することで地下水に接触する。
3.水蒸気が急激に発生することで、亀裂内の気圧が急上昇して、亀裂が地表にまで拡大し、地表近くの岩盤を破壊。
4.破壊された地表近くの岩盤が噴石となって飛散。
基本的に、一回これが起こると、亀裂がマグマだまりから地表まで通じてしまうので、蒸気の逃げ道が確保されてしまい、水蒸気噴火が続くことはない。
>23日噴火で空いた火口に噴煙も熱もない
のは、発生した蒸気のほとんどが大気中へ逃げてしまい、その後の蒸気の発生がないからのはずです。マグマだまりは地下数キロ以上深い所にあり、地下数キロですと、地圧が大きいため、岩石の間隙はほとんど押しつぶされてしまっていて、間隙水もあまりないのが普通とされていると思います。たまたまあった間隙水がマグマの上昇で蒸発して爆発したもので、今後、次の水蒸気爆発が起こる可能性は少ないと思います。
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