9. 2018年5月20日 07:37:31 : TxZKWV1ScY : N6l2DapmgyY[2]
>戦後国体はGHQが天皇制を利用することで形作られた、つまりは天皇と米国が一体化したような国体が生まれたわけですが、ついに日本の保守派にとって、天皇制の頂点を占めるものは明白に米国になったということです。
戦後、米国が一番になったというのはその通りだが、それは一般国民にとって「国体」と呼べるほど重いものだろうか?
それより、高度成長末期ごろから「政治に関心をもつな」「労働運動に関心をもつな」というのが、国民に刷り込まれた最大の「国体」ではないだろうか?
たとえば、自衛隊員や一般国民に、「米国のために死ね」と言って、すなおに死ぬ者がどれだけいるだろうか?
しかし、「選挙なんて行かなくてもいい」「組合に参加しなくていい」と言われれば、何にも疑問に思わない者はいくらでもいるだろう。
70年代ぐらいからテレビや学校教育などで重点的に洗脳してきたのはこれである。今安倍政権をもっとも支えているのも、米国バンザイや、「右翼(安倍はエセ右翼に過ぎないが)」などではない。政治なんか興味ない、組合活動なんか興味ない、人権にも興味ない、という無関心層である。
この人は、支持率を受け売りしちゃってる所もそうだが、少し甘い。テレビ・マスコミが国民をどう洗脳し誘導しているか、もっと考えるべきだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/780.html#c9