14. 2018年10月20日 23:28:33 : XdMCPbFJ3Y : myQtCo99t9Y[1]
>>13
問題ははめられたのが地方政府だという事です。そして政府職員も金融機関も誰も責任を取らずに住民にだけツケを回している。
広大な敷地と言いますが、日本だって広大なマンション団地がスラム化しているのをご存知でしょうか。例えば東京都板橋区にある高島平団地や緑ヶ丘団地などは昔高級住宅地だった所です。20年くらい昔戸建てに住んでいた小生は羨望の眼差しを向けながら団地の敷地内を散歩したものです。
敷地内には公園が設けられ、一階部分には商店街やショッピングセンターなどが入居していました。それが老朽化してくると商店が出て行き、金持ち住民から出て行き、残るのは金のない老人、そして新しい入居者は貧乏人と外国人労働者となるわけです。今では買い物難民さえ発生していますね。昔には想像もできませんでした。
九龍城を例に出しましたが、九龍城の住人は決して老人ばかりではありません。今でも地元や対岸の中国から若い人たちが流入し、政府が放置しても地元の人間が勝手にインフラ整備をやってしまいます。食事だって買い物だって不自由しません。だいたい香港の政府は放置する代わりに税金も安いのですが、アメリカや日本は政府の負債が巨大で利子払いだけでも税金を安くする事はできない。九龍城をむさ苦しいと表現してますがをむさ苦しい代わりに仕事も含めて何をするにもとても便利なんですよね。
もちろんを九龍城が住環境として良いと言うわけではなく、九龍城に住んでいる人は便利さから住んでいるのです。深圳を通って中国まで行けば広くて大きな家などいくらでもある。実際に退職した香港人はいろいろな所へ引っ越しています。
話が逸れてしまいましたが、住民が自分がやらかした借金でもないのに重い負担を押し付けられ、払わないと上下水道を止めるとか>>13さんは納得できますか。小生なら絶対に納得できません。現在アメリカで発生している事態は未来の日本でも起こるでしょう。日本政府の借金だって膨大な額です。これをやらかした政治家や官僚に責任を取らせるのは夢物語です。結局ツケは納税者に回されます。
今だって日本では一ヶ月の水道代が2万円超なんて自治体はざらです。停水された餓死者もいるみたいですね。さすがに下水道まで止められて人はいないみたいですが。
もう一つのエピソードである隣の郡もひどい話です。水道管が老朽化しても政府は少しも金をかけてメンテしようとはしない。結果住民は鉛など重金属入りの水を飲まされていたのです。これを修理するために数百万ドルの負担をしなければならない。当初もしきちんとした補修用の薬を給水側で入れていればたった500ドルで済んだのに。これも政府側の責任追及がなされていない。結局ツケは全部住民負担です。
政府が銀行など大企業とグルになって大勢の住民に害を及ぼしても責任が問われない。もはや民主主義など死んでいるでしょう。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/711.html#c14