34. 2017年1月15日 15:26:32 : FJQBCCxFHs : muzPSqtu77I[1]
>>こんな安倍暴政であるにもかかわらず、安倍政権が長期政権になっている理由はただひとつ。
メディアが情報操作で安倍政権存続を誘導していることだ。
メディアのウソを見抜き、安倍政権を退場させなければならない。
まったくその通りですね。しかし・・・
>>そのために必要なことは、国民が賢くなることだ。
どうすれば、私たち国民はもっと「賢くなること」ができるというのでしょうか。
どうすれば、私たち国民は「メディアのウソを見抜」くことができるというのでしょうか。
メディアのウソを見抜」くために、私たち国民に不足しているものは何だというのでしょうか。
あるいは・・・
「個々の国民は十分に賢く、メディア(テレビ、新聞、ネット界)のウソも見抜いている」と仮定してみましょう。
そこには、
「なすすべもなく、流れに抗する勇気もなく、ただ成り行きを見守っている」ことしかできない、もの言わぬ無力な国民個々の姿が見えてくるかも知れません。
たとえば・・・
1月にNHKが行った「政治意識月例調査」で、安倍内閣支持率は55%でした。
国民の55%が支持している? 違いますよね。
この調査は、1月7日(土)〜9日(月・祝)に、全国の18歳以上の男女1,591人を対象に、固定・携帯RDD追跡法(電話番号をランダムに発生させ、その番号に電話をかけ、かけた世帯の対象者から調査相手を等確率で選ぶ方法)という電話法によって実施されたものです。
回答数は1,058人(回答率66.5%)で、非回答者が533人いました。従って、
「支持する」582人
「支持しない」307人
「どちらでもない・わからない」169人
「非回答」533人
ということになります。
つまり、「55%」は安倍内閣の‘見掛け’支持率であって、しかも下で述べるように`名目’の支持率であるということです。
調査対象者総数を分母とした絶対支持率は37%(但しこれも‘名目’値)となります。
上で‘名目’という言葉を使いましたが、それは、上記調査には次の2つの問題点があるからです。
1.電話法の場合、掛けられた側の電話番号が記録に残る可能性もあるため、政治絡みの質問にどこまで本音を曝け出せるのだろうかという疑問。(‘反体制’のレッテルをどこかで貼られないための、その場しのぎの「支持」もあり得る。)
2.「非回答」には接触できなかったケースや、回答拒否のケースなどが含まれるが、これらを一律に‘白紙委任’と同列に扱っていいのかという疑問。
これらを考慮したとき、‘実質’支持率はもっと低いと見ることができます。そして、名目と実質の差を構成する層として、実際の選挙では棄権するか、浮動票を投じる人たちの姿が浮かび上がってきます。
これらの姿は、世論調査で「どちらでもない・わからない」と回答した人たちとともに、『「なすすべもなく、流れに抗する勇気もなく、ただ成り行きを見守っている」ことしかできない、もの言わぬ無力な国民個々の姿』と二重写しになってきませんか。
メディアが安倍悪政に目を瞑っている限り、国民は「メディアのウソを見抜」いていても、そこで終わりです。安倍政権がどれほどウソまみれで国民を痛めつけるものであるのか、本当の情報は入ってきません。
どうすれば良いのでしょうか。
そこで・・・
私は、野党に期待します。
総選挙では
・反自公政権の確固とした対立軸を打ち立て(最初は「数」を頼まず「本気度」重視で)
・高い投票率を実現(不正選挙説は逆効果。証拠をつかんでからの話です。)
することで十分勝機が生れます。
今、4党共闘+市民連合による総選挙準備が進められています。
しかし、肝心の民進党の立ち位置が見え難いために必ずしも今後の視界が明瞭ではありません(自公を油断させるための高等戦術であればよいのですが... 大石内蔵助かっ野田さんは。あり得ない。でもあり? いやあり得ない)。
しかし時間は待ってくれない。ムード作りは早いほど良いのですから、話題をさらい、メディアがスルーできないような形にムードを盛り上げていく必要があります。
共産・社民・自由の3党連携? 個別の選挙区ではあり得ても、全国規模の選挙を戦うにはインパクトがちょっという感じですね。
話題を作るには、意外性が決め手。意表を突くこと。道行く人を立ち止まらせ、 「 ? 」 と考え込ませること。
私が推奨するのは、
『 小沢さんと志位さんのツーショットのポスター 』
これを全国津々浦々万遍なく掲示するのです(「1枚のポスターには1政党」の規制があるのなら2枚1組で作成する)。
ポスターのタイトルは、「国民のための政治を ともにめざす −戦前の過ちを繰り返さないために、私たちは手を携えて参ります−」。
これを見た人は、どう反応するでしょう。
(小沢一郎と共産党? 一体何事だ? ‘戦前の過ち’とは何だ? 何が起きているのか?)
と疑問を持つのではないでしょうか。
そしてほどなく、その共闘の理由が国民に知れ渡ります。野党共通政策(政権公約)を発表するのです(民進党が間に合えばよし。いつまでも旗色を明らかにしなければ見切りで)。
政策論争の中で、安倍政権の数々の悪政と戦前回帰の企てが俎上に乗せられ、政府がどのように取り繕おうと、真実が暴き出されます。事実に勝る雄弁はありません。
もし並行して応援団(ボランティアを組織)が陸山会事件の顛末を、歴史的事実として拡散(ビラ配り)すれば、多くの国民がより真実に近づくことになるでしょう(欲張り過ぎかな?)。
🌀熱帯性無気力症候群(9101104)
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/177.html#c34