27. 未来のTOW[224] lqKXiILMVE9X 2017年10月23日 00:22:23 : 0lO44cGfrU : MoTXAR8wy1s[1]
>>19
日本国憲法制定において、GHQが在野の改憲試案を参考にしたのは確かだが、
あくまで「参考」にした程度で、草案制定の主導権はGHQ民政局が握り続けていた。
当時、政府側で新憲法制定にあたっていた松本国務大臣の試案(通称、松本私案)が毎日新聞にスクープされた。
そして政府側がGHQに憲法草案を提出(他国の軍総司令部に憲法草案を提出すること自体、意味不明だが)し、GHQがこれを却下し、GHQ民政局が中心となり憲法草案を作成したのだ。
いくら、在野の憲法草案を参考にしようが、あくまで草案の作成者はGHQであり、主導権もGHQが握り続けていたことは確か。
日本国憲法にも、合衆国憲法の影響がみられるし(三権分立・付随的違憲審査制など)、アメリカによって草案作成されたというのはまったく間違いではない。
どうせ、「日本国憲法は日本人よってつくられた、だから守ろう」とかいう民族主義的なことを言いたいのだろうが、
占領下の日本にGHQの要求を拒否できたとは思えないし、草案作成から1年という短期で作成されたことを見ても、GHQの積極的な介入があったと見て取れる。
マッカーサーノートの内容がそのまま憲法に反映されているし、憲法制定時に政府とGHQの間でなんども会合や折衝をしていた。
GHQが憲法制定に関し主導的な地位にあったのは明らかであり、民族主義的な考えはさっさとやめて、現実を見た方がよい。