18. 2018年1月09日 19:24:40 : 8L5IL8lB7k : mOe8Kv5HKu8[1]
>>16>>17
なるほど。やはり当時を経験した人間でないと理解できない事項もあるのですね。
近代日本の軍隊はグラバーなどの英国人により組織訓練されましたので、英国の影響を強く受けていると信じておりました。英米式の軍隊だと憲兵は軍人のみを取り締まる警察であり、一般市民には関係がありません。
ところが日本では軍人と一般市民との区別が曖昧で、国体の護持と言う大義名分の下に一般市民も軍事行動に駆り出されていました。つまり国民皆兵ですね。
そのような認識だと憲兵が国民を取り締まるのも当然のような気はします。しかし終戦直前に満州の国境防衛に当たっていた軍隊がソ連軍の進攻を察知して日本の開拓民を見捨て逃げたのはどういう了見だったのでしょうか。靖国神社に一般市民が祭られていると言う話も聞きません。戦後に至っても遺族年金をもらえるのは軍人だけですよね。ひめゆり部隊の戦死者遺族が遺族年金をもらった話なんか聞かないでしょう。
つまり特典や恩恵はないが義務だけはある非常に損な状態ですよね。