24. 2018年9月17日 00:24:57 : P6gwuFSetA : mIDHeSyv96A[1]
マネタリーベースだけ持ってきている時点で詐欺師確定。
経済にとって、より重要なのはマネーサプライ。
ただし、マネーサプライは信用収縮の危険性もあるので、
伸ばせば、リスクが乗数的に増大する。
日本の金融機関が比較的リーマンショックの被害が軽微だったのも、
マネタリーベースが低位安定してたから、
それに引きずられてマネーサプライも低位安定していたので、
比較的無事だったというのが事実。
欧米がマネタリーベースで無茶やって、そのうえでマネーサプライも
さらに無茶苦茶やってたので、金融がぐらんぐらん揺れて、
リーマンショックで金融セクターがとんだ。
マネタリーベースは、家でいえば1階の基礎部分。マネーサプライは2階。
マネタリーベースを増やせば、家の基礎は緩くなる。
マネーサプライまで緩々になれば、倒壊間近となる。
(ただし、経済にとっては、家の特に2階部は揺れたほうがいいので、家という例えは適切ではないのかもしれない。)
まあ、金融でいえば不安性が増す。リスクが増すといってもいい。
リーマンショックでマネーサプライが飛んだので、
マネーサプライは実体経済には重要だったので経済も死んだ。
円は、そのなかでも比較的リスクが小さい通貨だったので(上にも書いたように)、
円が買われて円高になっていた。
それらのそもそもの金融的な大元になったのが、バブル崩壊と日銀の低金利政策という話。
でも原因をもっと遡って、はっきり言っちゃうとプラザ合意だけどね。
経済を政治的な意図で捻じ曲げて無茶苦茶やると、
必ずしっぺい返しが来るというありがたいお話。
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/450.html#c24