7. taked4700[6672] dGFrZWQ0NzAw 2017年12月08日 18:33:35 : OBDUSmVcuY : LxUYt8hftNI[1]
>>04
>これが一番単純で真実に近い説明だろう。
残念ながら、矛盾点があります。
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/464.html
より引用:
>時系列的にまとめると
>(1) 燃料溶融で発生した水素などにより格納容器の内圧が上昇、耐えきれず火を吹いて爆発。
>(2) 高温の炎に煽られ燃料交換機は自重に耐えられず燃料プールに落下。
>(3) 燃料交換機の落下で燃料ラックの一部が破壊され、燃料が押しつぶされて即発臨界爆発。
>(4) 燃料集合体の一部はプールを飛び出して広範囲に飛散。屋根も吹き飛び、キノコ雲が発生。
まず、(2)が論理的ではありません。生き物なら「高温に耐えられず」と言えるでしょうが、金属製品が高温に耐えられずというのはガスコンロ自体やその上にかけられる鍋釜を考えても、無理があります。まして、原子炉からの高温ガス噴出の影響でなど、あまりに無理があります。仮に、原子炉内で数千度の温度に空気が鳴っていたとしても、格納容器の蓋から噴き出した時点で気圧がさがり、体積は格段に大きくなります。結果的に温度は下がります。体積膨張と同時に温度低下は起こりますから、噴き出した後にある程度でも距離がある燃料交換機にその高温であるはずの空気が到達する過程で、更に気温は低下します。大気圧程度になった気体ではせいぜい1000度も無かったのではないでしょうか。よって、燃料交換機が格納容器の蓋から漏れだした高温の気体(炎)によって落下したというのは論外と言ってもいいほどのトンデモです。
次に、(3)と(4)ですが、燃料交換機の下で即発臨界が起こったのであれば、そして、その即発臨界で燃料体の一部がプールを跳びだしたのであれば、燃料交換機自体もプール外へはじき出されているはずです。更に、プール上にある瓦礫はいつの時点で落下したのでしょうか。西側の瓦礫がない部分との関係で考えると、屋根を吹き飛ばした爆発で瓦礫がプール周辺に落下し、その後、燃料交換機が落下して、その部分の瓦礫がどかされたと考える方が自然です。仮に、(3)と(4)のシナリオであったとして、(4)が起こったのであれば、その時点でプール周辺には瓦礫がほぼ均一に散乱していなければならず、「西側噴火口」のような瓦礫がない部分があるのは不合理です。
なお、プールは燃料体の上部から10m程度水深があったはずで、燃料交換機が落下してもそれだけの水深があれば、燃料体への衝撃はあまり無いはずです。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/205.html#c7