3. 2019年2月18日 00:23:07 : 8FN0Bf7Wds : lvKlZUNpMVQ[1]
イラク、リビアと異なり、ベネズエラへの軍事攻撃は国際法を満たせない。
イラク、リビアではロシアは安全保障理事会で拒否権を行使しなかった。
しかし、今回は拒否権が行使されるであろう、すると合法的な軍事介入は不可能となる。
ラテンアメリカにはISILもアルカイーダもいない、USが軍事行動を起こすにしても、ベネズエラには支援する軍事組織はない。
しようとしている事は救援物資を届け、食料を配り、大統領府の周囲で辞任までは去らないぞという抗議行動を演出し、警官が発砲したように雇用したスパイナーに射撃させる、キエフ、マイダンの再上演ぐらいであろうか。
グアイドにはベネズエラ国内で食料を調達する金はあっても、抗議行動を組織し食料を配るのは、国内に物資がない中でするのは難しいのだろう。
外から籠城の食料、備品、スパイナーをUSに恵んでもらわねば、シナリオ通りにいかない。
ようするに、抗議行動は作り出せるが、籠城させるためには、それなりのもんを差し入れねばならない。因みに、イエローベストは、フランスでは籠城作戦をとらず、土曜日に集まるという手法を採っている。今のところ上手く進行している。ベネズエラの反大統領派はイエローベストに倣っての抗議方法があるはずだが、そのような事をしたくとも同調する支援者はいないのであろう。
軍事介入への道のりは遠いが、USが愚かにやみくもに軍事介入をするなら、
S−300が存在するが故に空爆もできず地上戦で決着を付けるしかすべはない。
マドウロに有利と判断している。